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中国な話

2022. . 15
いい加減車の記事を書けと、いわれそうだけど、なんだか気が乗らないので今日も関係ない話をする。

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先日、フェイスブックに投稿したコメントで、警告を受けた。
中国に関しての話題だったのだが、私は「中国に対し」、という意味で「建国以来いい印象なんかないよ、チャリンコ乗っているときなら無害だったのに」と書いた。記事に対して全く関係のないコメントだったわけでもない。

結局そのコメントは削除されたのだろうが、何がいけなかったのかさっぱりだ。
最近如実に国際社会で影響力を上げてきている中国。日本なんてあっさり抜かれて今や風前の灯火。結局物量作戦には敵わないというか、安かろう悪かろうが、水は低きに流れるものだから、人もまた安価で手に入れられる仮初めの幸福に手を伸ばす。

「いい印象などない」、というのは国家体制のことであるけども、ビジネスシーンにおいても実際の所、否定的な要素の方が多いのはたしかです。ざっくりいえばルール違反が多すぎる。
ですが肯定的に捉えるならば、今まで先進国が自分たちの作った技術や意匠といったものを特許や商標登録、著作権などで縛り、富を独占し特権階級の形成にこれでもかと与していたところに、中国共産党が革命のメスを入れ、大衆化させ、世界にディストリビュートした、と考えられます。さすが共産国。

正直最近の中国製品は、いわゆる“中華クオリティ”という言葉が揶揄にならないほど、技術や性能が上がっており、さらにはオリジナリティも加わって、既存の同類性品を駆逐する勢いでリリースされる。もちろん純然たる“違法コピー”も健在なのだけど、ロゴが入っていないことくらいしか差違が見いだせず、使用に問題ないならばどちらでもいい、と思えるほどのものを作ってきている。

かの有名なブレンボという自動車ブレーキ部品の老舗ヨーロッパブランドがあるのだけど、それのコピーを作っている会社が台湾にあります。その製品にはもちろんブレンボのロゴが入っていませんが、見た目はそっくりです。ひょっとすると中身も同じ構成かも知れませんが比べた人もいないっぽいので解りません。しかし実際のところクオリティは非常に高く、仕上げは本家ブレンボと比べても遜色ないし、メーカーのパッケージもアフターもしっかりしている。性能はわからんけど。

ブレンボは各自動車部品メーカーにもOEM生産をさせているメーカーですが、もちろん台湾メーカーは純然たるコピーであり、何のゆかりもございません――が、割と堂々とレースなんかにも出ているそうで、版権でブレンボと揉めたとかはないようです。

そんなわけですから、程度や耐久性、性能、に関して全く使えないものではないとは思います。実際に実物を手に取った事がありますが、製品の加工や仕上げを見る限り、20年前のアジア製品とは比べものにならないほどの造りの良さではあります。

しかし、このブレンボもどき製品が、さらに中国メーカーのOEM商品としてコピーが出回っており、無論さらに安価で流通しているのですが、コピーのコピーが作られるほどブレンボが素晴らしいとも言えますが、コピー元になった台湾メーカーもクオリティが高いということです。

さっきから何を言っているのかと思われるかもしれませんが、これは日本製品の危機が始まっているということです。中国のような問答無用な国は、なりふり構わずルールやマナーを無視し、あるいは不正を働きつつも、資材と数にものを言わせる人海戦術でもって、いとも簡単に資本を動かすことが出来るので、結果オーライでビジネスには勝利できる。

チベットやウイグルにしても、自治区を無視してどんどん中国人を住まわせて民族の解体をすすめ、実効支配を企んでいるし、アフリカなどの貧乏な国に人や金や資材を撒いて僕にし、かつての柵封体制を構築しようと腐心しているようにも見えます。

何が怖いかというと、中国が自ら「我が国は民主国家である」などと言い出したことであり、為政者の政治が抑圧的独裁に見えるのは、全て国民の自由を勝ち取らんと努力を為した結果である、などと詭弁を弄するに似ている。

まあ、中国のいう民主というのは、共産主義ありきの民主なのだろうし、そもそも対外的に自分のところは民族浄化とか人権侵害とか、監視社会とか、階級社会、企業搾取、政治腐敗、他国への侵略など、そんな諸外国が批判するような事実はなく、我々がやっていることは全て理想の共産社会を実現するために必要なことである、と。

まあそのようにのたまうわけです。

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ただ、我々というのは、そういった国を見たときに恐ろしい、不幸だ、不自由だ、人権がない、と戦きます。
しかし、よくよく振り返ってみれば何処の国でも理不尽な縛りや制限、権利の抑制、義務の重課を受けて、国民が国民たるには如何に振る舞うべきなのか、ということを小学校の頃から延々とたたき込まれているわけで、それに準じてちゃんとやってきた子は「名誉国民」として称賛され、国家の枢軸に値する立場を得るわけです。

結局は国家にとって都合の良い人間は評価されるのは何処の国でも同じだということです。
それが、正しいとか正義だとかそういうのは関係がないし、語るだけ無駄。

そういう意味において、中国の思想というのはある程度以上理解できますし評価も出来ます。
国民に人民服を着せ、天安門前で市民を戦車でひき殺し、モロ独裁国家感を醸し出していた自転車操業の閉鎖的なチャリンコ国家が、市場開放して今や経済大国、しかも宇宙にまで進出している。

もはや我々の生活に中華製品は欠かせないものになっていて、日本人ですらMADE IN JAPAN を有り難がる始末。

ま、中国アゲアゲな記事になってしまいましたが、同じアジア人として良き倫理観をもってして白人どもの植民地支配から解放を先導する巨大国家、という夢もなかなか。
日本は骨抜きにされたけど、中国ならやれるかもしれません。

今から50年後はまた、色々変わっているだろうしね。






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