ワーゲン色々

2017. . 18
なんか六月はバタバタしてます。有り難いことであります。

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私がこんなことを言ってしまうとダメなんでしょうけど、お金儲けるというより、こんなのでも人の役に立ってるのだなぁ、と思えることが嬉しかったりします。たぶんこれは幸せな事なんだろうな、とも。

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ラストスパートがんばります。

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さりげなく洒落たエンジン。

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偶にこんなことしてみたり。
もちろんこのまま走ると違法ですが、本能的にかっこいいとか思ってしまうのは、男なら同意していただけるかと。

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ホイール逆付け、スーパーオフセットですな。

アナログ 3Dコピー

2017. . 17
ええとですね。いくらワーゲンのリプレイスメントパーツが充実していると言っても、ないものはない事があります。

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これ、高年式カルマンギアコンバーチブルの、トップのロック金具です。サンバイザーマウントと併用になってるんですね。
もともと台数も少ないし、あまり壊れるようなところでもないから、リプロもリリースされないんです。

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こういう妙な形をした部品です。

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さらに、サンバイザー用のナナメの穴まで開いてます。

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まず最初に、このナナメの穴の角度を割り出して、ボール盤を調整します。

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適当な鉄板に、この角度の穴をあけます。

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合わせてみるとそりが付いてますね。ココは曲げて合わせます。

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それから取り付け穴の穴抜きを行います。こういう順序でないとズレますから。

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いの一番に外形を作ってしまいたいのが人情ですが、はっきり言うとこういう機能部品の場合、形なんてのは本当にどうでもいい所なんです。要は正確な位置に取り付けられて、機能を果たすかどうかなんです。

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問題のナナメ穴にスリーブを取り付けます。

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次に引っかけ部分を作りますね。 適当にパーツを切り出してマゲマゲ。

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溶接します。溶接したら削ります。

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こんなかんじ?

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ちょっと違うように見えるけど、角度の問題です。

このくらいの部品ならこういう工程でコピーできます。
もちろんというか、NCなど、もっといい機械があれば完璧なコピーも作れます。(持ってませんが)

ですが、サンダーとボール盤と溶接機だけでも、作れるという話。 機械が働くのか私が働くのかの違いくらいのものです。

ハーレーのキャリア

2017. . 15
今回はハーレーのキャリア制作でございます。
低予算で、簡素で、最大限の働きをする、自作キャリアはこんな感じで。

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まず、鉄の平板を曲げて、穴をあけて。ご想像通りの作り方です。

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あまり考え込まないでパパッと組んでしまいます。
キャリアそのものに強度はある程度必要ですが、本体のフレームに締結するので最終装着状態で剛性が出ればそれでいいんです。
逆にベースがフニャチンな場合は、装着する器具そのものに十分な剛性を持たせて、サブフレーム的に考えるとよいです。

ま、いずれも感覚的なものですが。

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出来るだけ低く、バックさせたかったので、この位置に決定。

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穴あきアングル材で、既存の箱のサイズに合わせて枠組み。
わざわざ穴あきアングルを使うのは(かっこ悪いですが)この穴にベルトやフックを引っかけて荷物が固定できるからです。他にも当然、ボルトで色々とつけることが出来ますし、拡張性が高いのです。

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うーん、荷物積んでないとかっこ悪い。

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実用的なものは得てしてかっこ悪いものだ! したがってキャリアはだいたいかっこ悪い。
カッコいいキャリアは実用性が乏しいというのは、大体どこの世界でも同じです。

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今となってはちょっと懐かしく感じる。ロングな時のビートラック。

実用的だったけどかっこ悪い。


テールランプがつかない

2017. . 13
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テールランプがつかない、ということ。
ワーゲンに限らず古い車というのはよくあります。
まず疑うのは、電球の切れ。ま、寿命ですわな。あるいは振動なんかでも切れちまうことがあります。
その次に疑うのが、ソケットの接触不良。

古い車はシーリング性能が悪く、水やほこりの進入が著しいことがままあります。
特に、VWやベンツ、BMWなんかにしても、ほんの20年くらい前の車種でも、かなり簡素な端子をしており、基本的にむき出しなので、外気に晒されて表面が酸化したりして接触不良を起こすことが多かったです。また、端子とソケットの接触点があいまいなので、振動などで端子間でスパークし、端子表面が焦げるといった事もよくあります。

そんなこんなで端子を一生懸命磨いてみても、治らないとき、さてどうしましょうと。
ワーゲンで偶にあるのがこれです。

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本来ファンシュラウドの背面部、ファイアウォールに沿って隠されている配線なんですが、外側に出てしまってブランブランになっている時があり、これがファンシュラウドの負圧で吸い寄せられて、回転するファンに接触。配線カバーもろとも徐々に配線を削って、やがては断線となる訳です。

こうなると最悪はショート、配線発火、(場所によっては全ての配線がオシャカになります)という最悪もあり得ますので、気を付けたいものです。

ワイパーの話

2017. . 10
あんまり役に立たない情報ですが、誰かの役に立てば幸いという事で。

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引き続きですが、ビートル74年式STDのワイパーモーターです。
これ、ワイパーピボットがデラックスバージョンとは違うんですよね。
同年式のピボットはナットで締めるタイプなのに対し、ワイパー側で締める旧年式方式なんです。

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左が最終型の、所謂現在の国産車なんかにも使われているような、一般的なピボットシャフトです。
古い車は、ただの軸にワイパー側のボルトで締めこんで固定するという、あまり確実性のない締め方をするんです。ですから古くなったりしてくると、軸ずれが起きてワイパーが空回りしたり、取れてしまったりします。

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見ての通り錆びて使い物になりませんので交換ですが、これ現在リリースされてるリプロの部品はないんですよね。
じゃあ、旧年式のピボット使えばいいんじゃね? と思われるかと思いますが、軸寧も違うしアウターの径も違います。(旧年式はアウター径10ミリ、74STDは12ミリです)なんじゃこりゃ? な仕様なんですが。

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ならばと、高年式の12ミリを使えばいいじゃねーかと。その代りワイパーアームも交換しなきゃなりませんが、と。
しかしですね、次なる問題がでます。 なんとリンケージ側のピボットシャフトの径が違う。という事は高年式のモーターのリンケージを持ってこなくてはいけなくなる。もしくは加工が必要に。

一筋縄ではいかんのです。

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別にあれこれ加工するのが面倒という訳ではなかったのですが、実はウチに純正新品の在庫がありました。
ずっと「何の部品だろう??」と思って置いてた(だってサイズに該当する車両がなかったですから)のですが、まさかこんなところで使えるとは。

目からウロコ、というほどでもありませんが、まあ、今後もこのマイナーな部品がリプロされることはないでしょうから、どちらにしても高年式のものを加工して、ワイパーアームごと交換して取り付けるしかないとは思います。

そんなわけで、ワーゲン屋さんだけが参考になる話です。

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