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キャブ凍る

2019. . 12
さあ、雪が降った。
こんな日は、高速乗って日本海に往くベ!

と、エンジンにとっては少々お寒いくらいの方が、調子がいいというのが相場ですが、寒すぎるとこんなことになるという話。

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何度かアイシングの話をしていますが、毎度なかなかわかりにくい話で、目視できる現象ではないので理解しがたいかと。
キャブから燃焼室までの燃料供給工程というのは、空気とガソリンを混ぜて、エンジンからの吸入圧により、マニホールドを通じて高速で混合気を送り込む事を言います。

その気化性ガス(混合気)が熱伝導性のよい管を高速で流れることにより、気化熱が奪われ、急激に冷えます。
冷蔵庫やクーラーなど冷媒(エアコンガスなど)を利用した冷却機械と理屈は同じです。
クーラーや冷蔵庫なら、冷えるために行っていることですからいいのですが、キャブやマニホールドは冷えるために備わっている機械ではありませんので、冷えすぎるとダメです。

でも、エンジンというのは回していればとりあえずは走ります。
特にストップのない高速なんかではとりあえずは走ります。

が、パワーが格段にでない。
踏んでも回転の上がりが悪い、トルクもない。

そうして無理して走っていると、本当に走らなくなる。

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こういうことになっているからです。
よくわかんないですね。

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キャブについた白いのが全部霜です。というか氷に近い。
雪の日にガンガン走るとこういうことになります。

これは初期段階に充分暖機をしていないからです。
雪が降るほどになると、高速に乗る前に完全暖気してないと、途中で路肩に止めるようなことになります(私です)
そもそも雪の中を高速走らないって人はいいんですが。

プレヒートのホースとか、ホッとパイプとかが頑張ってくれている車両なんかは、この現象は起きにくいですが、1200の細いマニは起きやすいように思います。

こうなると焦りますが、一端止まって氷を溶かしてからあとは、調子よく走ります。

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ま、贅沢の代償かねぇ。

バスのハンドルギアのペグ

2019. . 09
ゴリゴリのタイプ2のハンドルギアボックス。

たまたま手に入った純正当時もののペグに換装することに。

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こりゃなんだかわかんないですね。

ベアリングまでセットでしたんで、32個のニードルベアリングも交換します。
このニードル、普通に円柱かと思ったら、微妙にテーパーかかってるんですね、ま、ペグの当たり面からして当然といえば当然ですが。

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震える手で、一つづつベアリングをセットしてゆきます。
ちなみに、1971年のレイトモデルですが、ペグはワンピースタイプが使われてましたね。
在庫してたのは2ピースタイプで、一瞬焦りましたが、問題なくつきました。互換性あるっちゅうことですね。

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で、組み付けてギアボックスにオイル注入するわけですが、寒すぎて固すぎる。
なのでこんな洗濯ばさみのでっかい奴で、オイルのボトルを挟み込んで放置します。オートで注油してくれます。

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さて、ここから以下は個人的な通信で申し訳ないんですが、皆さんはスルーしてください。

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M君、これで責められたいそうですが、今度来たとき、どう使うのか詳しく教えてください。(残念ながら花は入っていませんでした)

マッドフラップ

2019. . 06
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今日はマッドフラップの取り付けです。泥よけですね。
キットは汎用で、主には67年までを対象としているため、68年以降のモデルには、ステーの加工が必要になります。まあこういう付け方が正解というのもないので、加工せずともつくといえばつくんですが、適当な付け方すると脱落する可能性は大ですかねぇ。

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こんな風に、バンパーステイと、マッドフラップステイの穴位置がまるで違います故、加工します。

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マッドフラップのステイの方を一部カットします。 とっても簡単なやり方なんで、溶接さえ出来れば、まあ。

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こんな風にオフセットして付けるだけです。(写真に写っているバンパーステイは治具として使ってるだけで、現車の物ではありません)

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こんな感じっすね。したから撮ったので上下が逆になっちまったい。

現代のようにほぼ完全舗装された道では、なくてもいい部品ではあるんですが、こういうのが標準的についている車ってそうはないので、今となってはちょっとしたワンポイントかな、と。そんなに高い部品でもないので、興味がある方はどーぞ。

あなたのわがまま造ります

2019. . 05
先週に引き続き、小細工なマイナー作業。
オーナーさんが、ハーストタイプシフターに、この様なシフトノブを付けたいと申し出。前の車から引き継いだ物だから、まあ使いたい気持ちはわからんでもない。

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ただ、これだと、バックレバーに指が届かんのですよ。
なので、

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こんなのつくって、

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こうしたらええんじゃね? と。 (写真は型取りのために使ったハーストです)

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提案してみたはいいが、固定方法に苦慮。結局本体に穴開けにする。本物ハーストなら出来ないね、さすがに。
それにしてもEMPIせいだからか、アルミダイキャストの「ス」がたくさんあるらしく、さらに純度が悪いのか、切れ味最悪、全然穴が空かない。

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こんな感じで。でもこのままだとバックする度に指が血まみれになるので、二枚のステンレス板の間を埋める何かを作らなきゃイケません。

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困ったときの木材。金属と木材のコラボレーションじゃ!

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エポキシで接着!
完全硬化したら、削り込み。

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オイルステンと、クリア塗装で仕上げ。

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車体に装着するとこんな感じ。
操作性抜群になりました。なんかゴージャスですね。

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そんなあなたのわがままも、7割くらいのクオリティで叶えます。
マシン加工が出来ればもっと正確なものも出来るんですけど、それはそれでコスト高になるしで。
ま、緩ーく造って、緩ーく楽しみましょう。

空冷VWのデジタル化

2019. . 03
以前から、自分の車の内装がごちゃごちゃしすぎて気になってた。
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ナビに、MP3プレイヤーに、タコメーターに油温計に

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シガーソケット三連に、オプションの(フォグと送風ブロアの)スイッチ類。ETCに先日紹介したロータリーコマンダー。
まだまだ挙げればたくさんありますが、なんか自分が運転席に座って窮屈感を感じてた。

そうだ、リニューアルしよう! 
と、前から、営業時間外にコソコソとオーディオなんかをやっとったのですよ。

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今回はメーターをデジタル化する! どうにも最も圧迫感のあったタコメーターを撤去したく。

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デジタコを買った。 たぶん市販の物では最小じゃないだろうか。私のガソリン計はワイヤー式に依存しているため、メーター内のガソリン系は使ってなかったんです。

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そこへ、デジタコインストールできるんじゃねぇか? と。
もともとがバイク用らしく、1万回転まで表示があるんだけど、車には必要ないので、三桁(×10rpmやからね)だけでオッケー。
おお、上手いこと収まりそう。

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メーターパネル裏に両面テープで慎重に貼り付けます。位置がずれてたらあとですんごく気になりますから。
クッソ寒い中震える手で貼り付けてます。

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っおお! カッコイイ!
ちなみに、一般的なタコメーターのように、回転数の検出線をコイルにつないだらわやになりますんで、プラグコード検出しなければなりません。

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素敵です。デジタル化。 これで1800回転ってことね。
そして、オーディオもUSBメモリーが使えるようになった。

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さらにオプションスイッチ類もすっきりまとめて、足下広々。
平成も終わるんで、丁度良い節目であったかなと、趣味性全開で誰も真似しようとはしないだろう、超マイナー作業でした。

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あ、ちなみに私、全くオリジナルにはこだわりません。
自分オリジナルでいいっす。

自分さえ乗りやすくて使いやすければいい。他の誰が認めてくれなくても、全然構いません。
そんな我が道を邁進できる楽しい車、弄らんでどーしますか!

てなわけでー。

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