俯きながら歩いていたって、何もいいことはありません。
前を、上を向いて歩くが良いよと、昔の歌の中でも歌っているではございませんか。
涙が零れないようにと。
しかし我々は、時に下を向いて見なければならぬ事もありまして。
オイルが零れとるわ……。

止めてる時は漏れてなかったから、気づかんかったのだけど、エンジンかけてたらボタボタ。
2秒に一滴くらい。

あっという間にこんなシミが。
ワーゲンは(新旧問わず)大抵漏れるもんです。駐車場に黒いシミを作っていない人などほぼいないと言って良いでしょう。ですから、その程度は漏れとは言わないです。言ってたら皆車検不合格になります。
しかし、このように秒単位で漏れるとなると、さすがの検査官も「俺の美しい顔にオイルが落ちたんだが?」と、ピットから這い出してきて顔を引きつらせること請け合い。

下から覗くと、どうも一番と二番シリンダーの間から漏れてる感じ。
三番と四番の間なら、オイルクーラーからの漏れが濃厚なんですが、今回はまるで逆側。
そして嫌な予感しかしない。

写真失敗。このシリンダーの間に、ケースを締結してる17ミリのナットがあるんですが、どうもそこから漏れてる感じがする。

これです。このナットの隙間から。

エンジンかけた時だけ漏れてくるので、油圧がかかっている時ということ。
このスタッドボルトのケース合わせ面には、Oリングシールが入っていて、ボルトからの漏れを防いでるはずなんですが、それが効いていない、ってことになります。
え、車検でクランクケース分解しなきゃダメっすか?
外から止まらんか、ちょっと考えてみます。
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