
何度かお話ししていますが、私はクラクションの音がすごく嫌いです。
まあ、クラクションってそうそう鳴らさないものなんですけど、道路標識にあるような「警笛鳴らせ」でならしている人はまず見たことがありません。というか、クラクションを鳴らしてもいいシチュエーションってのは、ものすごく少なくて、どうしてもやむを得ず、クラクションを鳴らさねば危険だった、安全を保てなかった、回避不能な不幸が押し寄せてきていた、などという状況でなければ、鳴らしてはいけない事になっています。
しかし、日常にそれほどやむを得ない事が多いわけでなく、クラクションは鳴らされまくっています。
かく言う私も、今日は鳴らしました。5秒間くらい。
なんでかって言うと、怒ったからです。だって、ガススタ入りたいのに、ユニクロ渋滞で国道一車線塞いでやがるんだもん。そりゃあ、怒るよね、怒っても仕方ないよね!
いわゆるクラクションというのは、ドライバーの感情を表現するのに使用されています。
「やあ」、とか「じゃあな」、とか「あぶないよー」、とか「信号青になってますよー」、とか「どけコラボケ」、とか「ひき殺すぞゴルァ」、とか「あぶないやんけ!」 とか。
半分はネガティブな感情ですな。
かなり以前も言ったけど、クラクションって巧みに鳴らし方を変えて、感情表現してるじゃないですか。
短ければ短いほど好意的で、長ければ長いほど威圧的。これはこれで、車社会における文化だなぁとは思うのですよ。
ですが、スマートスピーカーとか出来てる時代に、いまだに単音のコミュニケーションとか原始的すぎませんか?
音声が出たらいいのに。
「すみませーん」とか「ごめんなさーい」とか「ちょっといれてー」とか「遅いよー」とか、「ありがとう」とか「いそいでます」とか、そういうのあれば、便利じゃないですか。
てゆうか、ドライバーの声をそのまま外部スピーカーに出せばいいんですよねぇ。
しかし、
「そこの車、私、ガススタはいりたいから、空けてくれる?」とか、そういう使い方が出来ます。
ま、「だれ? 俺に言ってるの? え、誰?」
ということになるのは必至か。 顔のない車は喋ってもコミュニケーション不全になるわなぁ。
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