今年はがんばるぞっと

2010. . 26
なんやかやゆうてるうちに、一月も終わりますが。

さて、一つお知らせ。

以前からヘルムのホームページをごらんいただいていた方ならご存知だと思いますが、私の虚言と並んで人気だった「ワーゲン女子」のカナコさんの日記コラムが再開いたします。
まあ、彼女も結婚、出産で、主婦となり母となり、しばらくどうしているのかとお思いの方も多くおられるのではないかと思いますが、えーと、私の主観ですが、まったくもって「そのまま」主婦をしております(笑)

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ま、そんなこんなで、私てんちょも彼女に負けないように頑張って書かないといけないわけで。

今日もネタを一つ。

最近というか里山では良くある話なのですが、獣と車の衝突事故。野生動物は光源に飛び込む癖のようなものがあり、なかなか良いタイミングで道路に飛び出してくるのです。
餌の少ない冬場はなおさらその率が高くなります。
これは事故の中でもかなり泣きを見る羽目になる事故で、衝突した相手がいるとはいえイノシシやシカが保険に入っているわけでもなく、当たり所が悪ければそのままご逝去されてしまうという後味の悪さを残します。

まあ、そこで毛皮と肉が手に入ったと喜んでお持ち帰りするほどのつわものでしたら何も言うことはありませんが、大抵はドンとやってもすぐには死なず、そのまま弾みで茂みに逃げ込んでしまったり、ひっそりと息を引き取るといったケースで、死体を目の当たりにすることは少ないかもしれません。

こういった事故が起こるのは実際のところ仕方がないのですが、人間が山林の開発を広げることで餌場を追われた動物が里に下りてくる為だと、そういう解釈をしておられる方も多いのではないでしょうか?

実はここの所、少し順序が違いまして。さらにシカ自体の頭数は全国的に増えております。

シカは特に冬眠をしないため、冬でも餌を求めて山林を巡っています。
シカの主食は林床に生える下草であり、地面まで満足な日の光が届かない森はいい餌場になりません。
そこで、森の隙間、林の切れ目などで餌を調達することになります。

そういった個所というのは結局のところ人間が施設開発や道路建設などで森を切り開くことで生まれるわけで、皮肉にも人間が餌場を提供しているような側面もあるのです。

そもそもシカが増えたのはどういう経緯かと申しますと、狩猟の減少と国内では天敵であるオオカミの絶滅、近年では気温の上昇により冬場に餓死、凍死する個体が減ったことが挙げられまして、それに先に述べた人間の作り出す意図しない餌場問題が加わるからです。
まあ、人間の功罪は巡りめぐってシカの繁殖に繋がっているわけです。
しかし、気のいい人が環境問題(あるいは動物保護)を語るときに必ずといっていいほど例にあげたがるのは、人間が野生動物の住処を追っている罪な様子、な訳です。
人間がオオカミを絶滅させたという事実は紛れもないわけですから、本来ならば人間がオオカミの代わりを果たすことが最善であり、野生のシカは積極的に捕食することが望ましいのです。(もちろん捕り過ぎはダメ)

このところはシカによる農作物の食害も増えて問題視していることから、駆除の方向へ向かっているのは確かですけど、マッチポンプ式に、獣が人間に追われて里に下るようになったために起こる食害(=自業自得)という誤解は少し違うのだというチョッとした知識として知っておいても損はないと思います。

だからといって、車みたいな大層な機械で間引くこともありませんけどね。

ちなみにシカはオスで100キロ前後ありますから、衝突すると結構な割合で車をぶっ潰してくれます。
お気をつけの程を。

ちなみに自動車保険の規定上では、シカもイノシシもクマも「モノ」でありまして、「落石」などと同じ扱いとなります。
細かい規定は保険会社によって色々ですが、修理代で泣きを見ないためには車両保険特約を付帯しておくことも、一応車屋としてお薦めしておきます。
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