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第三のドア

2018. . 23
ビートルはご存じの通り、2ドアでございます。
2ドアって事は、後部座席に人が乗り降りする時に、前の座席を倒すという儀式が必ず伴われ、老若男女問わず不評でありまして、どんなクルマでもマイナーチェンジ、モデルチェンジするたびに4ドアになっていったものです。
コスト的なことを勘案していた軽自動車なんかでも昔々はほとんど2ドアだったのに、今じゃ標準的に4ドア。場合によっては乗用車タイプでスライドドアなんてのも当たり前にあります。

そんな中でしつこく2ドアにこだわったのが、スタイリングを重視し、乗車定員を無視してきたスポーツカーだったのですが、こちらも例に漏れず、というかスポーツカーがスポーツカーたるゆえんを忘れたというか、スポーツ4ドア車登場と共にスポーツ性を失っていった、という表現の方が正しいかも知れません(が、RX-8の観音開きは見事でした)が、世に迎合したなと、冷ややかな目で見ているのは一部のマニアだけでしょう。

さて、そういった流れ以前に生まれたワーゲンは当然2ドアのまま進化もしなかったのですが、タイプ3だけは4ドア案はあったそうですが、こちらは水冷化の波が押し寄せてきており、セダン、クーペ、ステーションワゴンとしてはその地位をゴルフへと譲ってしまい、時既に遅しでした。

で、ビートルなんかは2ドアで人が乗り降りするだけで大変じゃん、荷物どうするのよ?
と、今ならもれなく奥様の愚痴が聞こえてきそうな車内空間ですが、そこはそれ、荷物など人と一緒に乗せるという発想がまずなかったのですよ、あの頃は。

そもそも、セダンが3ボックス構成で、客室(キャビン)と荷室(トランク)に分けられているのは、人間と荷物を分けるという目的であり、荷物と同じ空間に人間様が乗れるか、という発想がトランクを生み出したのです。今でも観光バスは客席下部のトランクに荷物をしまいますし、飛行機だって荷物は空調も与圧もされてない荷室です。

ですから、荷物と一緒に車内空間にいるのがほとんど当たり前になっている今の方が、昔からすると原始的で低俗だというわけです。荷物などキャリアに載せればいいのです。

ですが、キャリアがない時はどうするの? キャリアに載らない荷物はどうするの?

はこべないよ~

ッと、ご安心ください、あるところにはある、ビートルの第三のドア。

IMG_4813.jpg

オープントップ!

これは後付けの奴ですが、一部では標準装備のモデルがありました。数は少ないですけど。
これ便利なんですよ。長物を積む時はむちゃくちゃ重宝します。

IMG_4817.jpg

6尺の脚立も楽々運べちゃう。

IMG_4814.jpg

なんでこんなコトしてるのかって言うと、実家のベランダの屋根を直しに行ってたのです。
しかしアレですね、今近畿圏内では波板が品薄で、入荷してもすぐに売り切れてしまうそうでして、今回手に入れたのも最後に残ってた塩ビ製で、長持ちするポリカ製の奴は軒並み売り切れでした。

まだまだ修理が滞っているお宅が多いんですね。
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