朝から真面目に修理を始めます。
件の1302の方ですが、昨日開けたギアボックスよりは程度がよく、スリーブの打ち替えも必要なさそうなので、分解決行。

症状としてはある位置でゴリッと引っかかって重くなるという。非常に不快で、場合によっては危ない操作感です。

さて分解したギアボックスの中身。
かじってますね。これらのはへんはどこへいったのやら?
たったこれだけの傷でも、ハンドルにあれほど違和感が出るんですね。
実はここまで来るのに昼までかかってます。というのも、昨日はプレスだけで抜けたピットマンアームがどうしても抜けず、バーナーでガンガン炙って、叩きーの、殴りーの、してプレス機の油が漏れてくるくらい押してやっと抜けたからです。
これが抜けないと、分解は出来ません故。

一発で目が潰れるくらいの強烈スパークで、溶接かます。本来ギアは焼きが入ってるので、硬度としては心許ないのですが、まあ、補修としてはこの方法しかないかなと。出所の判らない中古よりはマシだろう。

サンダーで削って、ベルトサンダーで整えて、金ヤスリでシコシコ、ひたすら手作業。本当は精度求めて旋盤とかにかけるべきなんでしょうけど、分解は出来ないし、そもそも旋盤持ってない。(だから誰かください、としつこく言ってたら、いつか誰かがくれるはず)
綺麗に見えますけど指で触るとまだ違和感あります。

とりあえず、指で触って違和感なくなるまで、最後は耐水ペーパーで手磨きです。
どうですか背景の日差し。たっぷり夕方までかかってますよ。
結果もちろん、直りました。
これで直らなかったらどうしようかと思いましたけど。 まあ、いい経験だったかなと。
さて、オーバルの方がどうしましょうかねぇ?
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