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どんどん時間が過ぎる

2018. . 14
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はい、肌寒くなって参りました。
遂に衣替えですね。
今年の夏は本当に暑かった、というのは毎年言っているような気もしますが、歳のせいかもしれませんがはっきり言ってきつかった。
ようやく秋の訪れという感じ、ワーゲンやバイクに乗るにはいい季節です。

今日は色々あったんですが、写真も何もなくて、話した事も幅が膨大すぎ、かつ禁則項目が多すぎ、まとめきれません故、ネタなし回として、雑談をば。

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近頃、巷で(ワーゲン界で)ちょっと噂になってた話。

アメリカのオレゴン州にて、1964年式のビートルが新車同様のコンディションで発見され、それが売りに出ているそうな。
その価格――100万ドル!

約1億1400万円とのこと。

1964年ってぇと、スモールウィンドウの、ビンテージVWの色を濃く残した最終モデル。
よく、67年を境にヴィンテージかそうでないかを分ける事がありますが、64年を境にする方が私的にはしっくりきますね。なんせボディが違う。

ま、この一億円ビートルがそれだけの価値があるのかと申しますと、まあ、人それぞれなんじゃないの? という答えしか出てきませんが、庶民からすると車に一億円支払うとか正気の沙汰ではないと思います。
仮に宝くじで6億円当選しても私は買いません。一億円の資金があるなら、救われないワーゲンをできるだけ多く買い集めますね。だから、誰か私に一億円をください。

でもこの一億円ビートル。どこかの金持ちがノリでポンと買いそう。
資産1000億円とか持ってる人なら、一億円の車くらい屁でもないしな。
そういう人が、通年エアコンの効いたガレージでずっと保存してくれるとしたら、これは良い事ではないかなと思います。

ただ、そういうのはもはや車ではなく、美術品に相当するのではないかなとも思います。
そう考えるとすごく腑に落ちますし、むしろ安いような気もします。
以前から言っている事ですが、私はワーゲンのオーナーさんは、文化財を引き継ぐという使命を果たしてらっしゃると思っています。
というのも、ワーゲンがこの21世紀にまで残るためには、歴代、あるいは一人のオーナーさん達が維持に努めてきたからであり、もしも乗る人がいなかったとしたら、とっくに産業廃棄物になっていたに違いないからです。

だからオリジナルを壊すな、という気はさらさらありません。
その時のオーナーさんが、自分の好きなように弄り、好きな色を塗って、好きなように使えばいいと思っています。
時代が変わるのだから、その時々で車も変化して構わない。人間だって変わるんですから。
ただ、ぞんざいに扱って、むやみに壊すな、捨てるな、とだけは言いたい。

だって、あなたがいらなくなったとしても、他に乗りたい人がいるんだから。

全ての自動車が電気駆動になる頃には、ワーゲンもモーターを積んで走る事になるかも知れません、というか、なるでしょうね。
(現代でもモーターコンバートユニットはリリースされています)
そこに空冷独特のサウンドはないでしょうけど、ワーゲンという個体が存続している事には変わりがない。
その精神性は受け継がれるように思えるのです。

消えてゆくものの方が多い世の中で、消えないで残り続けるものの歴史上で、担い手の一人となる。

それがワーゲンにのるという事。

車は私たちよりもずっと長生きできるんですよ。私たちがいらないと言い出さない限り。



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