本日七月最後の日。平成最後の七月三十一日ですよ。(あ、日をまたいでしまった)
いや、別にそれに大して意味はないのだけど、この枕ネタだけであと十ヶ月は保たせられるな、とか。
本日登録の仕事で陸運支局に走って参りました。もうね、エアコン付きの軽で行きましたけど、全く効かない。いや、効いてるんでしょうけど暑すぎてあんまり涼感はない。

たぶん性能のいい車はもっと効くんでしょうけど。アレですね、これからの日本車はエアコンの効きってのも重要になってくるのかもしれません。カタログにエアコンのスペックが記載される日もそう遠くはないのかもしれません。
で、そんなわけでもないですが、
突然私の電話にとある男性の声で、「私、北九州から来たのですが、いつもブログを拝見しております」とのこと。
おおっ、遂に私に出版依頼が来たか! ブログの書籍化だな! 夢の印税生活ですよ!
――――と、妄想する私は、暑さでどうにかなっているのだと思います。

はるばる北九州から、私のファンであるというダンディな御仁が店にいらしてくれるという事で、陸運支局の帰りにサボる予定を立てていた私は急遽店に戻ります。
いやほんと、ファンは大切にせねばいけません。わざわざ私に会うために来てくれるなんて……。
――――と、妄言はそこまでにしましょう……さすがに失礼です。
関西圏に仕事で来る用事があって、普段から私のブログを読んでいらっしゃって、一度伺ってみたかったとの事。
スーツのオーダーのお店をなさっているのだそうで、出版社の方ではなかったのですが(まだ言うか)、オーダーしたスーツを購入する、それを着る、着こなす、という事は普段の私にはまるで無縁の話であるので、興味深くお話を聞かせていただきました。
オーダースーツは特に若い世代の方の割合が増えているそうです。お洒落さんになったのでしょうか。私らが若い頃というのはそういった業界は少し雲の上という感があったのですが、近頃はイージーオーダーをはじめとして、割と身近なものになってきているようです。
それをよくよく考えてみれば、レディ・メイドに甘んじず、プレタポルテ(ブランド)を奉賛してきたその時代の先に、(オート)クチュールを選択する層が出来上がりつつあるのだとしたら、これは少し嬉しい話というか、心が豊かになってるのかもなぁ、という気がいたします。
いわば単純な他己との差別化を意識しているのかもしれませんし、個の主張の末なのかもしれませんが、自身を見つめているという点では、なんか若い世代の方々の美意識というか、こだわりというか、唯物主義に陥らないという、よい傾向なのかなと。
私たちが空冷ワーゲンという、オーナーさんにとっては特別な、世間的にも特殊と目されているような車に乗る意識、またそれらに関わる仕事の意味するところというものを、ほんの短い時間でしたが、阿吽の呼吸で疎通が出来た事は非常に、有意義な出会いであったなと感じた次第。
時代が変化している、としばしば感じます。

ええ。
私の月曜日はいつも、近所のカフェでのモーニングから始まります。
我が身をみつめ、自戒に浸る時間です。
今日こそ自分で配管した自宅の水道管、地中で破裂してるの直さないといけないなぁ、と。
でも、暑いし、休みの日まで作業着着たくないなぁ、と、再び止水栓をそっと締めて、クーラー効いた部屋に引きこもるのでありました。
明日から8月だぜ!
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