寝たり起きたり

2018. . 24
車屋ほど不自然に身体を動かす仕事はないのではないだろうか。

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時に寝転び、時に潜り込み、時に上半身だけ折り曲げて腕を突っ込み、時につま先立ちになって腕を伸ばし、かがみ込んでミクロの作業をしたり、地面に這いつくばり飛んでいった部品を探し、あるときはガソリンを被り悶絶し、あるときはシンナーが目に入って叫ぶ。

おかげで身体が丈夫になりました。ライザップもジムもヨガも不要。さらに熱、薬品、衝撃に強い表皮。

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こういうのを積んだり降ろしたりするんですよ。ベンチプレスですよ。

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足回りの交換です。

そして返す刀で、バイクのスピードメーターギア修理。

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これ、ヤマハのマグザムなんですけどね。めっちゃよく壊れるらしい。
電子制御してるので、車速が検出できなくなったら走りそのものがおかしくなる。
自分で悪いところを申告してくれるほど賢いんですけどね。

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通常はこのリング状の部品、本体側にくっついてるもので、外れません。砕けてとれたんですね。
こんなもんがこんな風に壊れるのは初めて見ました。

現代の車やバイクというのは、部品があるから直せますが、これがなくなったら終わりなんよなぁ、としみじみ思うことがあります。
特に電子制御された車はセンサー一つ壊れただけで、走らない。「メーター動かないけど走るならいいや」という訳にはいかないんですよ。こういうのって、すごく残念な感じします。

補修部品はメーカーも在庫したがらない。(特に日本は)15年とか10年とかそんなスパンで、どんどんストックを減らしてゆく。
長く乗ろうとしても乗れないというもどかしさは常について回ります。
死ぬまで乗り続けたいって車やバイクを持っている人は、予備の部品を買い込んだり、男前な人になると、一台まるまる予備機を買ったりする。

そういうのマニアだ、オタクだ、変態だと揶揄されることがありますが、いわば危機管理なんだなと。

偉いなぁって思います。
いまのところ空冷VWの部品はなくなる気配はないですけどね。





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