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ETC技術の可能性

2018. . 16
てんちょのあやしいはなし

皆さんご存じのETC。

電子料金収受システム(英語: Electronic Toll Collection System :エレクトロニック・トール・コレクション・システム, 略称ETC)とは、高度道路交通システムのひとつ。有料道路を利用する際に料金所で停止することなく通過できるノンストップ自動料金収受システムである。(うぃきより)

遡ること、2001年の11月より利用が開始されたシステムで、導入からはや16年あまりが経過しました。
もう16年も経ってるんですね。

だからちょっといいたい。

現時点で高速道路におけるETC利用率は90パーセントを超えているそうです。車載台数は5000万台突破。
ちなみにこの車載台数ってのは、ETC車載器に登録されているデータが元になっているはずですからほぼ間違いないでしょう。

ETCに使われる技術の一つにDSRC(Dedicated Short Range Communication:専用狭域通信)という通信方式があるのですが、いわゆる無線です。なので、基本的には80キロ以上の速度でも送受信が可能であるとされてます。ETCゲートで減速をさせるのは、ノンストップ通過故、ゲートへの衝突の危険性を避けるためだといわれています。

で、導入当初は料金支払いの煩わしさや、それに付随する料金所付近の渋滞の緩和などが取り沙汰されておりまして、これで高速道路も渋滞しなくなるんじゃないかなぁーと思いきや、ぜんっぜんそんなことはございませんでしたことは、ご存じの通り。
結局渋滞するところは相変わらず変わってません。

とはいえ、とても便利になったことは否定しません。
いちいち車を停めずに、窓も開けずに、料金が支払えるってのは本当に便利です。
だから前々から私、いってたんですよ。このシステム使えば他にもいろんな事が出来るのに、と。

その一例ですが

駐車場
ガソリンスタンド
各種ドライブスルー
フェリー等乗り入れ

などなど。

このうち2018年の2月に、イオンモール幕張新都心で、駐車場のモニター試験を行ったそうです。やっとです。

私としては腰が重いよなぁと思うんですよ。そりゃあETCゲート一台設置するのに1億7千万円がかかる、とかいわれたら、なかなか導入できんのかもしれませんが、導入が高速道路に限っていたせいで、コストダウンが出来なかったんじゃないだろうかという気はします。

どうせ高速道路に設置するならETC付きのオービスとかを作れば、じゃんじゃん濡れ手に粟で金を稼げただろうなという気はします。(一定の超過速度でオービス通過した時点で、即罰金徴収という非情なシステム)なんでやらないんだろうかという気はします。

昨今、人口減少により人手不足が懸念されておりますが、その対策として「ロボットを~」とかのたまっているのを聴くと、毎度噴飯するのですが、少なくともETCシステムの有用性は実証されて、すでに十六年もの年数が経っているのに、未だに渡るだけで100円徴収するような(現金払いでおっさんがやりとりしてる)橋があるのは、どう考えても人材の無駄遣いとは思わないのだろうか。(私の住んでる地域にあります、通称100円橋。何十年にもわたって100円取り続けています。いつ原価償却するんだろうか)

また、車検時に税金の支払い云々をさせるなら、車検場のレーンそのものにETCゲートを設置して、そこから税金を取ればいいんではないかと思います。細かい制約があるのはもちろん理解しますが、車に乗っていてこんなに便利なシステムがあり、既に90パーセント以上の利用者がいるのに、未だに道を走ることだけにしか使われていない現状というのは、お役所主導で始まったシステムだからなんだろうなと。

実際に私が挙げた例は、検討はされているそうです。(ということは今日調べて知った)
でも、そういう案が出されてから十五年以上経ってます。

なんて遅いんだろうか。
ETC主導してる連中((電気通信技術審議会DSRCシステム委員会)にETCゲートをつけなければいけないのではないだろうかとおもいます。

ともあれ、先々この様なシステムを構築するには、車と車載器の同一性の完全確保、利用者と運転者の同一性の確保、あるいは免許証と運転者、ETC利用者の同一性の確保、などといった課題は残るかと思います。そういう意味では自動車メーカーはスマートキーなどの導入により、鍵を刺す必要すらない状況を生み出しているにもかかわらず、未だに車検証にQRコードが印字されてはいるが、紙媒体であるのがあまりに前時代的で、免許証も同じく、ICチップが入ったとはいえ、我々にはまるで関係がないしろものであるという、足並みのそろわなさ。

普通に民間主導でやってたら、とっくに実現してると思うんですよね。

将来的には、車検証と免許証(身分証明書は別で)をおなじカードメディアに統合して、ドライバーズカードとして、使用する車両を紐付けしてスマートキーのように扱うか、カードスロットにドライバーズカードを挿入して使うとかできると、誰がいつどこでどの車に乗っていたかの管理も容易になると思いますし、その状況で発生した支払いなどの徴収先も明確になるんじゃないかと思います。

私は、行政は自分たちの不利になるような人手不足の解消案には、ことさら消極的だと感じていますし、だから子供を産め育てと富国強兵策のようにうるさく言うのをきくと、ああ、兵隊が欲しいんだろうな、としか感じません。

少なくとも、現在100万人規模ともいわれているNEETの実体からして、げんなりするんですけどね。
それに比べると、ETCの機械って、1億7千万円しても、めっちゃ働いてるし、めっちゃ稼いでるやん、って思うんですよ。

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