いきなり思い立ち、いきなり作る。
そういうフットワークが常にあればいいのだけど。
今日はちょっと前から思っていた道具を作る。

これ、ベアリングにグリスを入れる道具なんですね。「ベアリングパッカー」といいます。小型で簡易的なものでして、上から押さえつけるか、足で踏みつけるかで、ベアリングにグリスを圧入します。通常ベアリングというのは買った状態ではグリスが入っていませんので、購入してすぐに交換というわけにはまいりませんし、表面に塗りつければオッケーというものでもありません。
もちろんこの様な道具を使わなくても、手で入れることは出来ますが、実演するのがいやなのでやり方は割愛します。

この様に中にグリスが満タン入っています。
これ、まあまあ力がいるんですよ。特に冬場なんかは、グリスが固くてプレス機で押さねばならないようなときもあります。
それを、片手で楽々とはいかんものかと。

とりあえずガラクタを集めてみる。

斬って穴開けて、組み合わせて。
どう? こんな感じなら片手で圧入できそう。しかも持ち運びも出来る。

ちなみに、鉄板曲げるときはこんなの使ったりします。うちにはガラクタが一杯ありますが、以外と何かに使えるので捨てるものは非常に少ないです。もちろんちゃんとした道具を手に入れたら、こんなものは必要ないんですが。

オメガだぜ。(Ω)

ほんとうに、廃材だけで作ったので、こんな形に。制作時間30分。
不具合あれば随時修正ということで。

美しいブラックで仕上げて完成。
楽々片手でグリスがもりもり。よーし、次の車検から使うぞー。
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