ヘルムの白い奴

2018. . 04
ようやく代車が帰ってきたのと、時間が空いたので、かねてより修理が必要だったパワステを直そうと思い立ちました。
それ以前から部品(中古)はとっていたのですがなかなか代車が在店していることが少なく、修理できませんでした。

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気づいてない人も多かったかもしれませんが、うちの白のワゴンR、パワステが効いたり効かなかったりしてたんです。気づかない人もいるくらいなので、問題になるほどでもなかったので、貸し出しはしてましたが、やはりまずかろうと。

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スズキの軽のパワステというのは、電動アシストでして、制御基盤とモーターとアシストギアボックスで構成されてます。
ほとんどの車は油圧式で、エンジンの動力を使っているのですが、軽自動車は元々ステアリングがそれほど重くもないので電動アシストで出来るんでしょうね。理屈は電動アシスト自転車を思い浮かべていただけると解ると思います。(ちなみに電動アシスト自転車開発したのはヤマハが世界初)

で、ここが現代車のすばらしいところ。
故障箇所の簡易自己診断というのが出来ます。限定的ですが、絞り込んで当たりなら作業はすごく早い。

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古いワゴンRはグローブボックスの中にさりげないカプラーがあり、そこから発信される点滅信号を読み取ることで判断します。

が――正常と判断してきます。

こういうのが困る。異常なのだけど正常と言われる。 人間でもいますよねぇ、明らかに顔色悪いのに『大丈夫大丈夫、俺病気しないから』っていう奴。(ま、逆に、どっか悪いのかとおもって医者に行っても、『なんともないです健康です』といわれる事ありますが)

じゃあ、結局自力で判断するしかねーじゃねーかと、

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仕入れた中古部品の制御基盤と、モーターをスワップしながら、その変化を見て故障箇所を判断します。

簡単に入出力の仕組みを書くと、トルクセンサーで、車速と操蛇力を検出し、コンピューターでモーターに流れる電流量を制御し、速度や、曲がる方向に対して適切なアシストをしています。つまり一番モーターが働いているのは、停止時に据え切りをするときで、おそらく中速から高速走行時はほとんどアシストしていないと思います。

モーターとコンピューター(制御基盤)は簡単に交換できますが、これだけでは変化しない。二個の基盤と二個のモーター、どの組み合わせでも変化がないという場合は、それ以外を疑う方が正しい。
つまり、コンピューターの手前の、トルクセンサー。

トルクセンサー。わかるんですけど、車両側と買った中古部品が微妙に違う……型式間違ってるんでは……。

とりあえず、ここ、新品で直すとなると10万くらいかかるそうです。しらんけど。
心を鎮めて、切ない気持ちを押し殺し、そっと外した部品を戻してゆきます。
モーターの配線は外しておきます。軽くなったり重くなったりするくらいなら、常態が重いまま固定されてる方が安全ですから。

白いワゴンRは 「重ステ仕様車」 ということにします。

連邦の白い奴はニュータイプが操縦してましたが、

うちの代車はパワステついてない空冷ワーゲン乗りが操縦する(はず!)

ならば、信じて、期待しようではないか。

人の可能性というものを!

(いつか、部品が手に入ったらもちろん直すつもりですけど、それまではご不便おかけします。『パワステじゃなきゃだめなんだよぉおお!』という軟弱者には、黒い奴もありますので、そちらをお貸しします)



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