マッドフラップ。 泥よけですね。
昔はまあ、道が悪かったから、砂や泥を掻いて、後方へ飛ばしてしまうのを防ぐ(後続車や通行車への配慮ね、同時に自分の車も汚れない)という意味合いがあったのですが、現代の乗用車のように、タイヤのトレッド面をボディがほとんど被って隠してしまうようなスタイルになると、部品単体としては認識されにくくなっています。(フェンダーの後端のちょっとした出っ張りに名残はあります)
トラックやダンプは言わずもがな、現代でもバリバリ現役ですよね。
そんなマッドフラップ。ワーゲンにはゴム製のロゴ入りのものが付いておりましたが、さすがに40年もたてば折れます。
そこでリプロ品。

おんやぁ? 「V」がない??
これは、実は

別体式です。
これって多分、「VW」のロゴを一発モノで成形してしまうのが版権に引っかかるからなんでしょうなぁ。
とまれ、組み立てるとちゃんとした「VW』のロゴになります故、ご安心を。

ホラね、ちゃんと「VW」になりますでしょ? なんか、毎度みるたび笑えます。

今回装着を試みたのは75年式。 付属のステイは基本67年までに対応するモノだから、加工が必要です。68年から74年までのモデルに至っては、もうちょい複雑なことをしなければなりませんが。

この様に、純正とは違う取り付け方になります。
バンパーステイに共締めするんですね。

取り付けるとこんな感じ。通常の視線上ではほぼ見えませんが、ふとした瞬間、フェンダーの裾から見えるマッドフラップは、例えるなら、殺陣のさなかの大立ち回りで長着の男の裾から見え隠れする越中褌のごとしチラリズムです。
もう少し扇情的な表現がよかったのかもしれませんが、昨今の事情柄セクハラと言われてはかないませんので、侠気出してみましたっ!
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