メキシコシティ郊外に住むアレハンドル・オルタは働き者の男で、常日頃から中心的な役割をする人物であった。
ところがある日、彼は仕事中に突然息を引き取った。不眠不休ともいえるほど常に動き続ける彼の身体は酷使され、遂にその寿命を迎えたのである。
仲間達は悲しんだ。起業してから20年、ずっと一緒に働いてきたのだから当然、その死は重かった。
しかし、問題は彼の亡骸をどう回収するかであった。

というわけで、20年間頑張った、アレハンドル・オルタさんは逝去なされましたが、インジェクションであるメキビーは、非常にオルタが交換しにくいです。以前にも記事にしましたが、まずDIYじゃ出来ないと思います。
このくらい外さないとまずとれないと思ってください。
はっきりいうと、エンジン下ろして作業した方が楽かもしれません。私は車載でやりますが。

それほど頻繁に壊れるものではありませんが、消耗部品であることは間違いありません。
幸い、この車のオルタは新車時から20年保ちましたんで、長寿に入る部類でしょうが、中には五年くらいで死んだケースもあります。
そのせいで、プーリーは固着してぬけんわ、おまけに裏のファンまで道連れで逝ってました。

クーリングファンのハブが完全に丸穴になってしまってます。まあ、タイミングよかったっちゃあ、よかったのだろうけど。
90年代のメキビーもそろそろ、20年ですから、あちこちきますよね。
60年~40年選手のドイツ人は言わずもがなですが。
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