えーと、詳細は省きますが、二条城まで見に行ってきました。
コンコルソ・デレガンツァ京都2018いわゆる、かなり希少なヴィンテージカーの展示です。まず博物館などでは見ることができない個体だろうというのはわかりますが、実は私全然こちらにはあかるくありません。
アルファロメオとかアストンマーチンとか、ランチアとか、まず私には無縁なくるまばかりです。
まあ、お高いんだろうなとは思います、というか値段つけられんのか、という感じ。

二条城廷内という格式の高い会場でして。会場になった二の丸御殿中庭というのは、普段は立ち入れない場所というのもあっていきました。

こういう最新のものも展示されてましたけど。

これが今回の目玉だそうです。『ラストオブラインC52ビンテージエディション』はるばるイタリアのアルファロメオ博物館から来たそうです。もう、すげー形してんの。

この車いいなぁ、かっこいい。

さらに驚愕だったのがこれ。 サカナやん!
これめちゃくちゃかっこよかった!
車に関しての詳細はいずれも省きますんで、興味ある人は自分で調べてください。
こういうの見ると、やっぱり車って、本質は道具じゃないよなって思います。黎明期からすでにこの外連味ですからね。
いわゆる甲冑という戦争の道具が、やがて美術品になったのとは違い、車はほぼ誕生したときから美術品だった、といってもいいかと。それが時を経るごとに道具となり、庶民の足となり、美術的要素は逓減していったと考える方が正しいのかもしれません。
本当は、トラックもバスも作りたくなかった。
今は亡きエンジニアの声は、そんな風にも聞こえてくるのです。

そんな京都ぶらりの一日、遅い私のランチ。 庶民ですから。

先斗町に足を向け、小腹が空いたのでおやつ。 ラムチョップ&生ハム

八坂神社、二年坂、とまるで観光客みたいなルートをたどっている事に気づいて、清水はスルー。
歩きづめで喉が渇いたので地ビール。

ほろ酔いで、夜の京都を後にする。
まあ、なんとも外国人の多いこと。平日だろうがお構いなしの混雑でしたが、古いものに触れ、いろいろな思いにはせながら一人歩きもいいものです。
合理的を推し進めた結果、私たちの世界は確かに豊かにはなりましたが――――、などと改めて言うのも馬鹿らしいんですが、私たちはこういうものに触れられる世界に生きている、ということはちょっと振り返って見てもいいんじゃないかなと。
きっとこれらの車を作った人たちは、楽しかったんだろうなぁ。
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