スタッドボルト交換

2018. . 29
今日は国産車でございます。
いわゆる現代車の多くは、スタッドボルトとホイールナットというものでハブにホイールを固定しています。
これがヨーロッパ車になると、わりとハブ側にネジ山が切ってあって、ホイールをボルトで締結するという方式が多く、空冷VWも例に漏れずホイールボルトを採用しています。

で、いままで空冷系でなめた事なんて一度もないのだけど、国産車ではたまにあります。ボルトの噛み込み。
大抵は外すときに、インパクトレンチでも回せないくらいガチガチに固まってジ・エンド。

こうなるとナットを破壊するか、ボルトを切るしかなくなります。

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今回はねじ切りました。

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まあ、なんでこうなるかっていうと、トルク管理の甘さだったり、経年劣化だったり、らせん面の荒れだったり。
ネジがスムーズに回らない状態で締めたりするとたちまちだめにしてしまいます。もちろんゴミが噛みこんで、ネジ山にダメージを与えることもあります。後は材質的な問題ね。

この点ホイールボルト式の場合、万が一ボルトに異常があっても、ボルトを交換すればいいのですが、ハブボルト(スタッドボルト)は打ち替えという作業が必要になります。

IMG_2894.jpg

ものによってはプレスなんかも使うんですが、今回は特殊工具を駆使して車載でいけました。

IMG_2893.jpg

ちなみにこの工具は本来の用途ではないですので、お気をつけください。

IMG_2895.jpg

ハブボルト式とホイールボルト式、どっちがいいのかってぇと、機能的にはどちらでもよいようです。
ただ着脱の時にボルト式だと、ホイールの位置決めがしにくいとか、そういうのあるらしい(私はもうなんとも思いませんけど)

ちょいと調べた感じだと、ボルト固定方式の方が部品点数が少なくてコストがかからない、という意見があります。
確かにハブにホイールを固定するのに、国産車のようなハブボルト方式だと、スタッドボルトとナットと二つの部品が必要になります。そういう意味でいくと、ホイールボルトはボルトだけですむ。

ですが、現実的なことを考えると、伝統といってもいいようです。

ホイールは各メーカー内ならほぼ互換性があり、同国生産車でも互換性のあるものが多いです。
従ってアフターパーツからリリースされるホイールのことを考えても、取り付け方式を統一しておいた方がよいのは自明。
同メーカー内でホイールピッチが同じなのに、ホイールボルト方式とハブボルト方式があっても意味がないですし、流用もできません。かりに双方に顕著な性能差が見られるのだとしたら、よい方を積極的に採用するはずです。(アメリカはともかく)

そんなわけで、慣れ親しんだ方式を各メーカー、各国は採用しているということなんでしょう。

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