あっしも、例に漏れずに桜の話題なんぞをするのですよ。
この天気のいい日に店にこもっているなんて罪だ! と私は車検に出たわけです。

なんとまあ、ほぼ満開に近いのではと。

天気もいいし、週末は花見日和だなぁ――――――雨降ればいいのに……とか思ってないですよ! 全然! マジで!

ちょこっと寄り道して、桜の名所的なところを覗いてきました。
そして、そんな私のことを窘めるかのように、大きく開いた窓から、ひとひらの花びらが舞い込み――――

「ねえ、桜はなんで春に咲くか知っている?」
「え……? そりゃ、君たちにも生物学的な事情があるわけでしょ、植物界の生存競争の結果じゃないの?」
「もう、ばかね」
「ええ?」
「私たちが大きく枝を広げて、春に花を咲かせるのはね、これから訪れる新しい環境に不安になってる人を応援しているのよ!」
「でも、ボクには君たちが、気温に応じて好き勝手に咲いているようにしか見えないけど?」
「もう・・・・・・今あなたは、上を向いてるじゃない!」
とか、そんな妄想をするくらい。
私の心の中は平和だった。
月末の戦々恐々をしばし忘れるほどに……うおお、三月終わるぜ。
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