毎度忘れた頃に出て来る、掘り出し物夜市。今回ご紹介するのリアのスピーカーボード。

ご存知のように、空冷VWには標準装備のスピーカーは一つしかついていません。モノラル全盛期でしたからね。ステレオって言葉にまだ価値があった時代ですから、二つ以上つけるというのは特別なことだったんです。
とくに、4スピーカーは臨場感あふれるということで、羨望の的だったんですな。それから時代が下り、アンプやらウーハーやら言い出して、音を追求するオーディオインフレ時代に突入したのが21世紀も間近という時代で、メディアもMDだとかHDだとかに進化してゆきましたが、意外に短命だったのは御存知の通り。

デジタルオーディオデバイスというものが出来てから、音楽をファイルデータで管理するようになり、人々の手からメディアというものが消えてゆきまして、スマホなどが音楽デバイスを兼任することになり、結果としてカーオーディオ業界は死に体の様相を呈し、今に至るわけです。
ま、ドライブに音楽はつきものだった時代ってのがあったんですよ。いい音で聴くために随分なお金を投入した方もおられた時代ですが、それはそれですごく楽しいことだったと思いますよ。
今もカーオーディオがなくならない理由は、スマホから出力される音楽データを実際にスピーカーで出力させるため、増幅させる必要があるためでして、要するにオーディオヘッドとは今やアンヌの役割くらいしかしていないと言ってよいでしょう。
しかしそれでも絶対必要なのは、スピーカーです。まぁ蓄音機の時代からこれだけは変わりませんな。

ビートル(ほぼ全年式の)リアラゲッジスペースにきれいに収まる、リアスピーカーボードです。
座席の後ろに無造作に荷物が詰めこまれてる、そこのあなた! このボードのしたにスッキリ整理整頓してあげましょう。
スピーカーはUSED品になります。お好みのスピーカーがあればそれに合わせて制作します。(材質はコンパネです)
現状取付工賃、オーディオ配線込み
販売価格:12000円でご奉仕します!
必要な方はchelm@nike.eonet.ne.jp メールか、もしくは072-626-5453までお電話ください。
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