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キミこそはナンバーワン

2017. . 10
今日はナンバープレートな話でもしようかと。かねがね思っていたことを。

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このナンバープレートの車種識別の番号。分類番号と言いますが、いわゆる3ナンバーとか5ナンバーとか言いますよね。なんで500なのに5ナンバーなの? とお思いかもしれませんが、もともとは5でした。

分類番号は1から10までありまして、1は普通貨物(トラックとか)、2は普通乗合(バスとか)、3は普通乗用、4は小型貨物、5は小型乗用、6と7は三輪の貨物と乗用車用だったんですが、現在は小型乗用車の予備、8は特殊用途自動車(キャンピングとか)、9は大型特殊(まあ、でかいやつ)、0は建設機械、ってかんじです。

その中で最もよく使われたのが5ナンバーで、庶民はなかなか3ナンバーの車に乗れなかったため、バブルの頃までは「3ナンバーに乗っている」というのが一種のステータスでもありました。
これ、なんでかっていうと、3ナンバー車は外車や高級車が多かったんです。車格もそうですが排気量もでかくて、おのずと庶民のちっこいガレージには収まらないサイズ(昭和の高度成長期の一軒家の車庫というのはかなり小さいのです)で、道も狭かったので、なんでわざわざそんなでかい車を・・・・・・と、皆のスタンダードは5ナンバーだったんです。

しかし、不必要にでかい車で不必要に大きな排気量を誇るのは、ステレオタイプの金持ちの正しい姿と言えましょうから、それに順じてお金を持っている人はこぞってクラウン、ベンツ、BMW、ボルボ、と買い漁ったわけです。
カローラに乗ってた昭和リーマンの合言葉とも言える、『いつかはクラウン』なんて文言はまさに名言だなと思う次第。

さて、そんなカローラがつけていた5ナンバーですが(今は車格が上がって3ナンバー)、祖先は前述の通り一桁の、5でした。

今となってはシングルナンバーとか呼ばれてますが、これは古いナンバーの形式でして、それがついているということは少なくとも、およそ五十年ほどは国内で存在していた旧車ということです。
もっともっと遡れば、単なる四桁の羅列というナンバーもあるんですが、流石に残ってませんね。

そんなナンバープレート分類番号ですが、なぜ三桁になったかというと、番号が足りなくなったためです。

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以前は二桁でした。たまに7とか見かけるのは、50番代がなくなった管轄区が苦肉の策で一時使っていた名残です。
そんなわけなんで、2000年に達するまでにはすでに三桁化。500ってのは三桁初期なんですね。

ちなみに希望番号なんてのも出来ましたが、これらの分類はまた分かれていて、530とか511とかそんな番号になったりします。

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これ、珍しいので載せましたが、青森です。こんなのあったんですねー、って感じです。

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宮城あたりでは300番代が301になってるみたいですが、都市部などの登録台数が多いところは番号が進んで、どんどんと消費してゆきます。

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こんな風に502とか。今のところ最新で504までは見たことあります。そのうち509とかもできるんでしょうけど、原付きなんかはもう車両番号の4桁が5桁になりましたし、二輪車においては『C』のアルファベットが追加されました。
これは過去存在したナンバープレートと重複してはいけないからでして、次から次へと新しいナンバーを作らなくてはいけないんです。
じゃあ、ナンバープレートの分、(単純に1から0の組み合わせで10の4乗=10000通り×仮名文字×管轄区×分類番号とすると膨大なんです)車両があるのかというとそうではなくて、捨て番号もたくさんあります。使ってはいけない文字や数字の組み合わせもあるので、実際は全部使いきれてないんですが、それでも一日に交付されるナンバープレートの量はものすごい量なんです。

私はよく思うんですよ。

一台の車に一枚のプレートが新車から廃車までの間にずっとついていても何ら問題ないのではないかと。
管轄区が違っていたとしても、車検は受けられますし、走行するのも特に問題はない。車検証上の所有者とか使用者の住所が適法であれば、ナンバープレートが何であろうとかまわないと思うんですよ。

まあ、よくあるパターンとして、大阪に住んでいるのだけど、京都の実家に住民票があって、いろんな都合で移動できないケースなどは、ナンバーを変更しない場合が多いです。なにより、また車庫証明を取得して登録し直さなければいけないという煩雑さが、余計にそれをさせ無くしているんですよね。

だから一概にナンバープレートを見て「ああ、○○の人だ~遠くから来てるんですねぇ」というのは、見当違いなことも多いのです。
当然警察官も、被疑者追跡の際に「犯人は○○県民である!」とは判断しません。

ですからこの管轄区表示というのはほとんど意味が無いのではないかと。

でもね。

これだけたくさんのナンバープレート。

あれって、実は国から借りてるものなんですよ。だから使わなくなったら必ず返納しなくちゃいけないわけ。
借りる時に交付手数料として1440円払わなきゃいけないんですね。
原価がいくらかはしりませんけど、あれの交付代行を行ってるのは『自動車登録番号標交付代行者』という国土交通省に認可された登録法人です。ちなみに民間事業者。プレートを作ってるのは国土交通省に届け出をしている製造メーカーです。

うむむ。ナンバープレートはどこまでも作り続けられるでしょうねぇ。



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