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LEDヘッドライト

2017. . 30
世の中にはヘッドライト調整という、一般庶民には不可能な整備項目がございます。

これは、ヘッドライトの光軸を調整する、という意味でして、ではさて光軸とはなんぞやと申しますと、以下引用

光軸 光学系において、系全体を通過する光束の代表となる仮想的な光線を指す。 多くの場合は各光学素子の回転対称軸と一致し、例えば1枚のレンズでは前後2面の曲率中心を結ぶ直線となる。 主要点(主点・焦点・節点)は光軸上に定義される。(ウィキ)

はい、意味わかりません。
自動車においては、まあ光が飛んでゆく方向、つまり照射線軸というふうに捉えていただければよいかと。
車検においてこの光が向かう方向というのが一定範囲内に規定されていまして、その範囲を逸脱しますと不合格、となるわけです。

IMG_1970.jpg

スズキの軽トラは今はこんなところから調整するようになってます。調整ネジの位置を知らなければ、もちろんヘッドライト調整はできませんし、各車によって全然やり方が違ったりするので非常に困ります。

で、光軸の調整はどうするのかというと、へッドライトテスターという器械を使います。
目視じゃなかなか合わせられませんね。(経験浅い人はまず合いません)

IMG_1971.jpg

ただ、いつも思うことなんですが、ヘッドライトの調整ってミリ単位なんですよ。というか無段階調整式なんですけど、そこまで厳密に合わせる必要が果たしてあるのだろうか、と。
コレ、対向車とか歩行者、先行車両に対して不要に照射して視界を奪ってしまわないように、という安全義務のうちの一環だから車検項目に記載されてるんですが、現代におけるLED等の高輝度ヘッドライトが当然になってくると、もはや有名無実ではないかと。

LEDのヘッドライトはものすごく明るいんですが、光の飛び方がおそらく電球とは違うためでしょうが、不要に明るくLOWランプ状態であっても対向車は顔をしかめるほどに眩しいことがあります。特に車高の高い車と車高の低い車が対向した場合などは、低い方のフロントガラスにモロに光が入ってきて、一瞬視界が真っ白になって、天に召されるかと思うほどです。

私思うんですよ。

あれらはLED光源は何らかの規制しないと駄目なんじゃないかなと。
運転してる方はいいですよ、明るくて。でも照らされる方は本当に何も見えなくなる。
おそらくは、LEDが悪いわけではなく、自動車用LED電球の形状や特性などが技術的に一定していないためかと思うのですよね。従来のヘッドライトは基本的にハロゲンバルブ(H4)など準拠で設計されてますから(ほぼ国際規格)間違いは起こりにくいんですが、LEDにはまだ規格らしいものがないのですよ。(純正LEDはちゃんと設計されてますから変なことにはなりません)

LEDはまだまだサードパーティが市場のメインですので、純正採用が増えてくれば、おそらく統一規格が形作られて、不要に眩しい製品などは非車検対応となるかもしれません。

が、そのためにまたヘッドライト検査の合格ラインが厳しくなるのは勘弁してもらいたいんですよねぇ。

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