今日は在庫車の写真撮影してきました・・・が、写真選びきれんかったのでまた明日にでも。

少し写真の話。
写真て、撮るのは一瞬なんですが、撮るまではすごい時間をかけます。
例えば風景を撮りたいと思えば、機材を用意して、その場所まで赴き、アングルのセッティング、光の加減など、理想の条件が揃うまで待つ、あるいはその日は撮影を断念する、なんてこともある。
ヌード撮影なんて、まず女の子オトすところから始めなきゃならん。人によってはお金も使うだろうし、時間もかかる。
ま、「女の子脱がせるなんて朝飯前っすよ!」なんて色男もいるかと思いますが。
絵は一瞬では描けないけど、技術さえあれば思い通りに描くことができる。どんな荒唐無稽な絵でも。
写真は、他者に依存してる部分がすごく多い。
ざっくりいうと、それに対しどれだけ依存できるかというのは人や物とのコミュニケーション能力なのだろうと思う。
つまり、くっそ寒い山に登って、一晩中星空にカメラ向けることができる、ってのもコミュニケーション能力の一つなんすな。
私の場合、あくまで商業的な写真なので、その車がよく見え、価値を高めるよう写すのが基本なのですが、実のところあんまりそういう気持ちを持ってません。その車が持つ“良さ”というのを写真に収めようと考えてるだけです。
私がいいなと思っていることが、誰かに通じればいい。
これを欲しいなって思ってくれる人が一人でもいればいい。
どうせ買えるのは一人だけなんですから(笑)
だから、絵や写真、音楽でも小説でも、立体造形でも、料理でもデザイン etcでも、一人でもいいと思う人がいれば価値があるといえるんです。
それがたとえ作った本人一人だけだったとしても。
お、いいこと言った!
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