と、(ほぼ言いませんが)セリフなんかではよく聞きます。
どうも深い意味はなくて、“死んで白目をむくまでは” といった程度の意味だそうです。死んだらみんな白目をむくかというとそういうわけではないと思うんですが、わたしゃ死んだら目が濁る魚に喩えたのかなと思っておりましたよ。
で、古い車によくありがちなヘッドライトが曇る現象。
古くなくても十年くらい前の車は、樹脂レンズが劣化して曇ったりします。
このレンズが曇ると、いっきにボロくみえるのは、やはり死んだ目を連想させるからではないかと。

また、曇っている状態は光が拡散してしまい、十分な光度、照度が得られないこともままありますので、車検が通らなかったりします。 そこで、今回はこの曇ったレンズを再生してみようかと思います。

これ、内側が曇ってるんですよね。ボッシュの丸レンズは何故か曇る。ほんとうに何年かしたら必ず曇る。本体内側からガスか何かが出ているのでしょうか?もちろんこのタイプのヘッドライトは、レンズの内側を磨くなんてことはできません。マツイ棒でもなかなかうまくいきませんし、きれいには取れません。

まずはガラス用の洗剤を内側に吹き付けてシェイクしてみます。なんか取れそうな気がするでしょ?

とれねーよ。

ならば、家庭の劇薬『サンポール』の登場。酸の力で溶かしてしまえ!

とれねー! 酸の力、無力なり。
やはり安易な手段では取れません。まあなんかいいケミカルあるかもしれませんけど、逆に言えば需要があるほど世間でこの手のレンズ使ってる車ってないよな。

やっぱり基本に沿って、分解です。レンズとリフレクタを分離するんですよ。これにはコツがいります。そんなに簡単に取れないから最初からやるのは嫌だったんですよ。

レンズ単体にしてしまえば、もはや裸同然。嫌というほど磨いてやるぜ。
ほーれ、復活。
あとは元に戻すだけ。ついでにガラスにコーティングしたった。いつまで保つかは知らん。
とにかく俺の目が黒いうちは、ワーゲンなくならないようにメンテします。飯の食い種ですから。
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