あなたの「欲しかった」をサティスファクションする、かもしれない掘り出し物夜市です。
今回ご紹介するのは、6ボルトバッテリーのトップカバーです。
こんな部品何の役に立つのかと、まあお思いかもしれませんが、現代においてはほぼ無意味ですよね。
6V時代のバッテリーをバンドで固定するために必要だった部品です。マニアな一品です。

表面錆びありますが、しっかりしています。

裏も同様、まだまだ塗装すれば綺麗になります。

硬質ボール紙も生きてます。
ビートルのバッテリーというのはリアシートの下にあるんですよね。で、その当時のバッテリーというのは開放式といいまして、バッテリー液がダダ漏れだったんです。内圧が上がれば液が漏れ出すように各セルのスクリュー蓋に弁が付いてたんです。
ですから漏れ出した、バッテリー液はフロアに垂れて、フロアの鉄板を侵食して穴を良く開けたんですな。
ワーゲンのバッテリー部分の腐食、というのはそういう時代の名残なんですが、これは12ボルト時代でもよくありましたので、それらを防止するためにいろんな工夫がなされました。当然液も減るので、補水という作業が欠かせなかったんです。
こういったことを気にせずにいられるようになったのは、MF(メンテナンスフリー)バッテリーが登場してからで、それまではどんな車でもバッテリー液(希硫酸)によるボディの腐食には悩まされてきたんですね。
今じゃリチウムだとか、いいものも出てきてるようですが、もうちょっと小型化できないもんですかねぇ? 出来そうですけどねぇ?
というわけで、
6Vバッテリートップカバー、ご奉仕します。
販売価格:3000円必要な方はchelm@nike.eonet.ne.jp メールか、もしくは072-626-5453までお電話ください。
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