「汚れた英雄」って映画ありましたよね。原作は小説ですけど。
夏なので何となく思い出しました。
バイクレーサーの生きざまを描いた話。ですが私の中では草刈正雄のケツしか印象にありません。
が、かっこええですよね。セクシーな男ってやつですか。

大藪氏が原作書いたのが69年、カドカワで映画化されたのが82年だって。
どっちにしても、もんのすごく昔です。スターウォーズやってたころですから。
このころバイクレーサーを主題とした映画なんかが成立したんですね。今では信じられないかもしれませんが。
だって、バイク人口少なすぎるから。
というか、若い人が乗らないと、メディアのシーンも動かんのよ。受けない映画作ってどうすんだ! と。

で、そもそもですね。
バイクって物語になるのか? ってのはよく思うところです。
今まで発表された、バイクが出てくる映画などにしても、別にバイクなくてもよくね? という話は多いと思います。
バイクじゃなきゃいけない物語なんて実はないかもしれません。
だって、生活の中でバイクに乗らなきゃいけない、ってことがないんですもん。
バイクはあんまり便利な乗り物でもないし、安全性も低い。SF世界でならオッケーかというとそうでもなく、例えば舞台が未来世界だろうと異世界だろうと、人が生活することには変わらないので同じこと。
仮に、二輪以上の車輪をもつ乗り物がない世界、だとしても、たぶんセグウェイみたいな乗り物が主流になるでしょう。
バイクは倒れるのがあかん。
ま、ホンダは絶対コケないバイク発表してましたけど。(停止状態でもバイク自らバランスをとる)あんまり注目されてなかったな。
そう考えると、バイクは「コケたら死ぬ」っていう部分に最大の物語性をはらんでるのかもしれません。
もちろん、マニアックな事を言えば魅力はいくらでもありますが、普遍的な視点からすると、誰もが乗れる「超危険な乗り物」って感じなのかも。
昨日までとなりで笑ってた奴が今日はいない、みたいな。

ま、いいや。
夏です。夏は何故かカレーです。 おいしかったです。
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