
画面は「カーズ2」のものです。
御存じの通り、現在公開中の「カーズ3」 せっかくなので鑑賞前に1と2を見てから行きました。これ、三部作ですね。全部観なきゃ全然楽しめないと思います。
もちろん話の内容を追わずとも、画面上を動くキャラクターを見てるだけで楽しい作品ではあります。
私、この手の映画は子供だまし的に敬遠する方だったんですが、いや、面白かったです。素直に。
一見すれば車を擬人化してる物語として終わりそうなものですが、見ているうちにそうではないことに気づきます。
車がその世界で生きているのです。人格ではなくて、車格があるんですね。
無論各種の映画の名シーンのオマージュやリスペクト、とも取れる演出あってこそのモノではあるのですが、違和感ない。
ディズニーは、子供も大人も楽しめるように作っているのだな、というのは感じます。
特に、カーズ2で使われた「ウィットワース規格」という言葉ですが、これ今のインチ(ユニファイ)規格よりも古い、イギリス生まれのネジ規格で、古い英国車なんかに使用されたりされなかったり、メトリックも、インチも工具も合わないことがあり、現場作業の妨げになる非常に迷惑な規格だったりします。
そういうコアな(一般人にとってはどうでもいい)知識をキーワードにしてくるあたりなんて、うむむ、なんですが。
この不可解な聞きなれない言葉一つから物語が発生するという事でもあるんですね。知れば納得するというか。
最初は言葉がわからなくても、物語への理解を深めようとするなら、積極的に言葉を知り調べるきっかけにはなると思います。

で、いきなり話は変わるんですが、関係する話です。
あまり深く考えたことがなかったんですが、これ高年式ビートルのミッションマウント部分です。ココのボルト、小さいほうは17ミリなんです。だけど大きい方が微妙なサイズなんですね。
21ミリで何とか回る。

でもご覧の通り、サイズがあっていません。
ワーゲンは国産車と違い、11ミリや13ミリ、15ミリなんかをよく使います。ですが基本的にはメトリックで、国産車の規格とそうは変わりませんし、互換性もあります。
ただ、長年やっていて、このボルトだけは、合う工具がない。21じゃ小さい、19じゃでかい、じゃあ20ミリといきたいとこですが、20ミリという工具は普通は使わないので、どんな車屋さんも持ってないと思います。なんで21じゃないのか?
もちろんインチ工具も試してみましたが該当なし。 これは不思議です。誰か知っている人教えてください。
あとついでに。

うちの店の事務所においてあった、マスキングテープに、ゲリラ落書きしたの誰ですか? (気づいたら机の上にあった)
なんかかわいいし、微妙にうまいし。(というかこれ、特に左のやつとか絵心ある人しか描けませんよ)
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