お洒落は足元から、と申します。
人を見るときは、足元と手先を見ろと、よく言いまして。その末端部分というのは割に情報の塊だったりします。
手ならば、指輪をしているしていないで未婚か既婚かがだいたい判断できますし、手の形や質などで、手を使う仕事をしているかどうかがよくわかります。女性などでネイルアートを施しているかいないか、また手の甲の部分でかなり高確率で年齢が知れてしまったりします。
また、足元の場合、主には履物を指しますが、見る人が見れば靴底の減り具合で健康状態が判るという事もありますし、どういった傾向の靴を履くかでセンスや趣向が知れたりもします。なにより靴が綺麗であるかどうか、または高級かどうかで、靴にまで気を配れるような人であるという判断もされますし、靴下も同じく。ま、靴を多くもっている人は御洒落とも言われますね。
いずれも「傾向を示す」だけで、その人のなりを決めつける決定打とはなり得ませんが、自身の視点から最も遠い身体部位であるからこそ、その人のウィークポイントが現出しやすいという事なんですね。
で、不思議な事に人も車も足元が決まれば、なんとなくよく見えちまいます。
ってんで、今回はこだわってオリジナルのスチールホイールを復活させましょうというお話。
ブラストあてて、鉄の地までだしまして、サ―フェイサー塗り塗り。
ツートンなので、まず内側の黒い部分を塗ります。
ボディカラーに合せて外側を塗り塗りします。
うん、綺麗ですね。
地味な作業ですが、ホイールが綺麗だと三割増しで車がよく見えます。
逆に言いますと、ホイールが綺麗じゃないと、車がぼろく見えます。
これもまた人間と同じです。
無論、印象に過ぎませんし、それが対象の本質を表している訳ではないですが、得てして人というのは他人の足元を見たがるものでして・・・・・・。
少なくとも私が店でフェラガモ履いて、手爪をネイルアートで飾っていたら、かっこよすぎて誰も寄り付かなくなるので、今はやってません。
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