昨晩、深夜。

夜な夜な友人たちと焼き肉の会を開いていました。
そこで喧々囂々(けんけんごうごう)、一つの問題について話し合いが行われました。
それは

このチューハイ。
まずいよね、と。 あきらかに、まずいよね、と。
そもそもアルコール度数9パーセントという高濃度で、それを誤魔化すかのような気味の悪いミカン味。
この缶の表面に印刷されている情報が支離滅裂すぎて我々の間で問題になったのだけど、お解りでしょうか。
収穫後24時間以内搾汁
アルコール9パーセント
丸ごと搾りオレンジライム
糖類ゼロ
果汁2パーセント
もはやこのチューハイが一体何で出来ているのかわからない。
何を目指して作られたのかもよくわからない。オレンジは丸ごと搾ったのか搾ってないのかどっちなんだ? 搾ったのならなんで2パーセントしか入ってないんだ? しかもなんで糖類ゼロなの? 果糖が入らないんだ? いや、そもそも24時間以内ってなに? いるの? その情報? そんなにでっかく書く必要ある?
まずいからであります。まずいからこれだけ突っ込みたくなるのです。
いや、ここまで書いて謝っておきます。これらがおいしいと感じている人の方が多数だと思います。何の疑問も持たない方の方が多いと思うんですよ。だから売ってると思うんですよね。なのでお気を悪くされた方にはすみません。そして当該商品を販売しているメーカーさんにもすみません、以下は個人の憶測と感想ですのであしからず私は基本チューハイ呑まんのだけど、まずいのとそうでないのがある事は知ってる。
しかし、巷に売っているチューハイというのはほとんどが甘い。あれが苦手。ジュース呑んでるみたいだし、さらに糖質カットとかして人工甘味料使うからさらにまずい。
あの人工甘味料。糖分ゼロなどとよく喧伝されてますが、人工的に作った甘味料なので、当然というか色々不都合があるのは推して知るべし。一説には血糖値が上がってより太りやすくなるだとかも言われてますが、深刻なのは依存症だそうです。あと、自然界にないものなので、人間の身体では分解できません故、下痢を起こすこともあるそうです。
そもそもジュースのようなチューハイが出来たのは、飲みやすいという側面はあったと思います。女子受けを狙ったともいえるかもしれません。
ただ、この複雑な飲み物が、昨今では「おいしい」を狙ったものだとは到底思えなくなってきています。
低コストでさっさと酔える、という点ではコスパナンバーワンでしょう。(9パーセントはだいたいワインくらいに相当します)
そのため、ビールに変わる晩酌のお供になった、とも考えられます。
またあの手この手で味付けを派手にするのは、そもそもベースの酒がまずいのを誤魔化すためではないかと。
さらに「甘いチューハイばかり飲んでたら太るんじゃぁ・・・・・・」と心配なされるメタボリックダンディのために、糖質カット! いや、人工甘味料使って糖質ゼロ! これでお父さんナイススタイルキープ! かつ家計にやさしい一石二鳥。
お酒ってさ。
酔うために飲むんじゃないんだよ。
呑んだら酔っちゃうだけなの。
恋愛だってそうでしょ。
夢中になるために好きになるんじゃなくて、好きになったから夢中になるでしょ。
そういうの、大事なことだと思うんだけどなぁ。
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