
テールランプがつかない、ということ。
ワーゲンに限らず古い車というのはよくあります。
まず疑うのは、電球の切れ。ま、寿命ですわな。あるいは振動なんかでも切れちまうことがあります。
その次に疑うのが、ソケットの接触不良。
古い車はシーリング性能が悪く、水やほこりの進入が著しいことがままあります。
特に、VWやベンツ、BMWなんかにしても、ほんの20年くらい前の車種でも、かなり簡素な端子をしており、基本的にむき出しなので、外気に晒されて表面が酸化したりして接触不良を起こすことが多かったです。また、端子とソケットの接触点があいまいなので、振動などで端子間でスパークし、端子表面が焦げるといった事もよくあります。
そんなこんなで端子を一生懸命磨いてみても、治らないとき、さてどうしましょうと。
ワーゲンで偶にあるのがこれです。

本来ファンシュラウドの背面部、ファイアウォールに沿って隠されている配線なんですが、外側に出てしまってブランブランになっている時があり、これがファンシュラウドの負圧で吸い寄せられて、回転するファンに接触。配線カバーもろとも徐々に配線を削って、やがては断線となる訳です。
こうなると最悪はショート、配線発火、(場所によっては全ての配線がオシャカになります)という最悪もあり得ますので、気を付けたいものです。
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