原チャリはなくなる 2

2017. . 21
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古き良きというか、こう言う乗り物が市販されてたことが信じられん時代になった。

と思うのは私だけでしょうか。

さて、昨日の続き。原チャリがなくなるというお話の続きですが、最近バイク界に激震が走った「モンキー生産終了」です。
ホンダ・モンキーといいますと、世界最小の公道市販車としておそらくは最も売れたバイクではないかと思います。
上の写真のオサレな車両が実際に市販された初期型モンキーです。
今やマニアの手の内にくらいしか現存していない、50年前の車両です。

こたび、このモンキーの生産が終了します1967年から生産され、モデルチェンジ、マイナーチェンジを施されてきた車両の歴史に幕を下ろします。

これの大きな原因は、現在のエンジンと排気構造では環境基準を満たされないという(大変ばかばかしい)理由からです。
燃料供給システムをキャブからインジェクションに替えるなどして善戦はしたのですが、いかんせん技術でカバーできても、今度はコストの問題が発生してしまい、最早原付の価格としては高額になりすぎました。
ちなみに今年のモデルで298080円という・・・・・・。

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画像はフィットハイブリッドですが。

技術のホンダならモンキーをさらに進化させることは可能でしょうが、おそらく価格がさらに高くなります。
これが50ccという壁の限界です。

それに周囲の環境の変化。前記事で書かせてもらった諸処の事情が、さらに50ccを意味のないものにしました。

モンキーというバイクは世界最小を謳うだけに、ホイールサイズは8インチ(めちゃ小さいです、スクーターのタイヤより一回り小さい)ホイールベースは895ミリで、ほんとうに人間一人の両腕の中に納まるくらいで、重量が68キロと、力持ちの人なら抱えて運べます。
エンジンはカブなのでちゃんと60キロくらいは出ますし、前後のサスペンションも装備しており、バイクとしての装備はしっかりしています。ですが実際には、公道を走るとかなり不安定で、周囲からの認識性が低く、バイクに乗った人が走っているというより、人が何かにまたがって高速移動している、という風に見えてしまうほどです。

おそらくは次にモンキーサイズのバイクを新規で作ろうとしても、安全性から運輸省が許可を出さないと思います。
モンキーは作り続けたから、70年代にモデルチェンジしたままのサイズで作れたのだと思います。

70年代や80年代というのはバイクブームもありましたが、コンセプトモデルじゃねーかと見まごうような、スタイルのバイクが多く開発され、市販され、そして消えてゆきました。それらは今となっては全て再生産できないような規格であったり、ものすごいコストがかけられていたりと、メーカー自身も挑戦や面白さ、といったことを前面に打ち出して、それを商売に出来るような素地があったのです。

環境基準というのがバイクに適用した時から、雲行きが怪しいなとは思っていましたが、やはりこういう事態を招きました。
はっきり言って、二輪業界の未来を憂慮します。

たかだか50ccが排出するガスに基準を設けて、規制して、いったい何がしたいんだか。

暑くなってきましたが、改めてここで言っておきます。
地球温暖化は排出ガスのせいではありません、と私は主張する側の人間です。

それに、温暖化すれば、冬が寒くなくていいじゃねーかよー。 

次回に続く、かもしれない。
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