メキシコビートルのエンジン。前にも言ったように、タペットが油圧式になってるというとこ。
これ、乗らないでおいてると、ガチャガチャうるさい。油圧がかかるまでタペットクリアランスががばがばになってるからなんですな。
今回これをソリッドタイプにしようと、従来のドイツ製のタペットに交換しようと思ったら、あ、ちがうやーん。
チョット調べたらわかることなんですが、タペットの径がドイツ製と全然違う。
つまり、ケースも違うんですよ。

そこで、調べたところ。どうもタイプ4に使われているタペットが高年式は油圧になってて、メキビーのと共通なんだそうです。じゃあ低年式はというと、ソリッドタイプ。じゃあ、タイプ4エンジンの低年式用のをつかえばいいんじゃね? と。
簡単なことです。

長さ一緒。オイル溝の位置もあってる。いけるハズ。

あと。ケースせっかく割ったんだから、カムも替えたいよねぇ、ということでノーマルをポイして、イングル110番を入れようとしたところ、ノォオオオオ! オイルポンプが入る奥行きが足らん。これカムギアの中心のポンプ駆動用の溝部分が、ノーマルより前に出てるからなんですね。ポン付け不可能です。かといって、メキビーはフローフィルターの付いてるポンプなので、変えたくないし。
そんなこんなでちょろちょろ加工しながらの作業です。
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