世界的に見ても経典を持つ太古の宗教と言われる、ゾロアスター教という、炎を崇拝する宗教がありますが、それとはまったく何の関係もございません。
デフロスターです。
68年を境に高年式のビートルなどに装備され始めた、窓の曇りを防止するための便利装置です。
ただ、このころはまだまだブロアファンというものを活用する気概が薄く、あくまでリアの強制空冷ファンの風力一つで賄おうとしておりました。
ドイツ人の合理主義が生んだシステムとしては優れているのですが、いかんせん配管のシステムが完全であれば、風量もそこそこ稼げるのですが、配管構造が複雑になりすぎて、もはや40年も経つと、このデフロスターシステムや、エアインテークシステムがまともに稼働している個体は極珍しい状況となって今に至ります。
しかしながら

その遺産というか、遺構は残るわけでして。
少し前なら、こういうのは不要になるので埋めてしまったものですが、最近は流行りませんね。
紫外線にやられてすっかすかのボロボロ。
これを替えたいなぁ・・・・・・・とおもったあなた。残念です。部品がありません。
特にこの年式はないです。
後の、ダッシュパッドが付くタイプの吹き出し口は普通に売ってます。

これですね。高さが全然違うのでダッシュに収まらない。付くことはつきますが。
なので、斬ります。

上っ面の部分をスパッとね!
掌まで切っちまったよ!

こんな感じで形は角ってしまいますが、機能を殺さずにジャストフィットします。
お悩みの方はご相談くださいませー。
スポンサーサイト