
三寒四温の日々が続いておりますが、春一番も吹いたとのこと、そろそろ冬も明けるかと。
ところで、全然関係ないんですが、前から気になってたことなんですが。
中古車買い取り専門店のCMでよく
「あなたの愛車、高く買い取ります!」みたいな文言があるじゃないですか。
あれ、なんか、嫌なんですよ。
「愛車」ってそういう時に使っていい言葉なのかなって。
確かにね、みんな乗っている車に対してはある程度の愛情を持ってると思います。だから洗車もするし、板金塗装もしますよね。
壊れないように労わるのも、ただお金がかかるからっていう理由だけではないはずです。
でも、売る段になって他人から「あなたの愛車」って言われるのって違和感だよなぁ。
もう、愛車じゃないから売るんじゃないのかなって。
離婚したときに、「私は愛妻と別れました」、とは言わないと思います。(ま、判りませんけど、そういう人もいるかもしれませんけど)
むしろ愛車と思っている時に、手放さなくてはならないことがある場合は、高く売れるだとか、買い取ってくれるだとか、そういうの強く思わない。むしろ自分と同等に、当該の車を愛してくれる人、あるいはそういう人を探してくれる人に委託するとかで、お金は二の次になると思うんです。
特にこれらの空冷ワーゲンなんかになると、車自身が人格を持つような側面があるのでその傾向は強いと思います。
無論皮肉ですが「あなたの愛車たかくかいまーぁああっす!」と、声高に謳っているところに、空冷ワーゲン持って行っても高くは買ってくれませんけどね。
ま、車屋らしからぬ発言で、なんかパラドクスに陥りそうなのでこの辺でやめときましょう。 ツッコミ禁止で(笑)
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