
お庭ー外!
そりゃ庭は外にあるもんだろうが。
さて、そんなどうでもいい節の分け目の節分ですから、という訳かどうかはわかりませんが、最近までは恵方巻ってのを食べる風習はなかったりします。
といいますのも、この風習、関西発で全国区ではなかったんですね。
企業としては、イベントごとは商機でありますゆえ、何かと商材を探しておるんです。ところが節分といえば豆、せいぜい鬼の面。プレゼントを贈ることもないし、愛の告白みたいなドキドキ感もない。
地味なんですよ。私が子供の時も、確かに節分は面白くありませんでした。
そこで、企業は考えた。 単価稼げる巻き寿司ってのが関西圏の文化にあるじゃぁないか! (そもそも節分に巻きずしを食べることを考案したのは海苔の業界)
なわけで、急激に『恵方巻』って文化が全国区に広がった訳です。
それがどれだけ経済効果を生むのか、といいますと、恵方巻売りのバイトに一人十本は買えと強要したり、100本売るのがノルマだとか課したりするくらい、恵方巻ビジネスはでかくなったんですな。
のべつまくなしこの節操ナシ。
季節の節目に邪気を払うための行事が、新たなる邪気を生み出しておりますな。
恵方巻売りのバイト君! クリスマスイブのケーキ売りバイト君ほど虚しくはないから、負の感情を募らせることはないぞ!
スポンサーサイト