
1969年、タイプ3のフロント足回りです。トーションアームがガタガタするってんで、点検してみたらガタガタ。
ホイールが付いた終端ではさらにガタガタが助長されますので、目に見えて動くんですね。さて、どうなっているのかと外してみます。

このドロドロなのは汚れではなくて、グリスです。
中心をとおっているのが、いわゆるトーションバーというバネの一種です。
空冷ワーゲン系は1302と1302を除いて、すべてトーションバー形式です。
知らない人はあんまり想像がつかないかもしれませんが、バネ鉄の棒がねじれて戻ろうとする力を使っています。
この棒にサスペンションアーム(トーションアーム)が嵌合されていて、サスペンションとなる訳ですが、アームの軸受けになる部分にベアリングが入っているんですね。

これ、中で砕けてました。 めったにつぶれないところなんですけどね。
さー部品注文だ―、と意気揚々と調べてみると、
ない。
部品がない。
さて、どうする! ピーンチ!
というわけで続く。
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