腐ったボディは

2008. . 11
古い車には付き物のボディの腐り、こんな風に直します。

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錆びている部分を徹底的に拾って切り取ってゆきます。
本来は、干渉する窓や関係のない部品は取り外してからの施工になります。

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穴が開いた部分に貼り付ける鉄板を穴の形に合わせて切り出しました

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鉄板をスポット溶接で貼り付けている様子。気をつけないと燃えます。マジで。
ガラスを外さないのは邪道です。あしからず。

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溶接後、プレスのラインも同時につけておきます。この時点で8割がた形を出していないとこの後の板金が大変になります。埋めればいいってもんじゃないんです。

この続きはまたいずれかの機会に!(もったいぶってどうする?)


この腐りの原因(遠因)はボディ内部に仕込まれた発泡ウレタンフォームです。
何らかの事情で元のオーナーが追加注入したものだと思われます。(ビートルにはもともと防音のためのフォームが入っていますがそれとはあきらかに違います。)
元から錆が進行していたためか、フォームと鉄板の間にいい具合の湿潤空間が出来上がり、じくじくと長年かけて腐ったのでしょう。
発泡ウレタンは湿気と反応して硬化を始めるそうで、硬化時に湿気を吸収するので注入後に湿気も取れてウハウハとなるはずだったのが、ならなかったようです。
こういうのを見るとどうもね、「DIYでこりゃいいや」ってのも長い目で見ると首を傾げたくもなるもので。

発泡ウレタンは便利な代物ですが、研究の余地はありそうです。
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