3ボックス

2017. . 22
3ボックスカー。

これ何のことかわかりますか?

セダンのことを言います。トランク、ボンネット、キャビンの三つの箱で構成されてるボディ形状の車のことを言います。

IMG_0020.jpg

こういう車のことですね。写真の車はいすゞのベレットGT。かの日産のスカイラインとスポーツセダンの双璧を成した車でございますな。

それはさておき、では2ボックスカーというと、ライトバンやステーションワゴン、クーペなど、荷室とキャビンが同室で、エンジンルームだけが別になってる形状の車。現在最も多くの車種がこの形状を採用していると言っていいでしょう。

そして言わずもがな、1ボックスってのがいわゆる箱バン、ワゴン、ってことになります。もっとも現在ボックスで呼ばれるのはこの車種ぐらいで、3ボックスも2ボックスもほとんど使われません。

その昔は乗用車といえば3ボックスセダンが主流でした。
年配の方には、荷物と一緒に乗るなんて! というかたもおられるくらい、トランクルームというのは別物であるべきという発想があったようです。

キャビンは人の乗る場所であり、荷物はトランク、船舶なんかでも客室と荷室というのは明確に分けられています。また、客車と貨物車、といった分類もされる鉄道など、基本的に同居することは原則ない。これは乗り物に乗って移動するという意識の高さを表しています。車でも、現在ワンボックスやステーションワゴンなどと言うカテゴリーの車は、商用車として分類されており、自営業などをしていない一般人には縁遠いものだったのです。

現在の我々は、荷物と一緒の場所に乗ることをそれほど躊躇しない。座席であろうともそこに荷物を置くことにさしたる疑問を持たない。実はこれ、乗り物に対する意識の低さの表れなんですね。普遍的になったと言ってもいいでしょう。特別なことではなくなったという事です。

こういったあたりからも、車と人のかかわりというのは、変化が垣間見れます。
今後車の形状が大きく変化することは考えにくいのですが、この3ボックスセダン時代のような、車に乗る特別感という意識を喚起させる車が登場してくれると嬉しいのですけどね。

ま、今のところそういうのがないから、人は昔の車に憧憬を抱いたりするのでしょう。

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