代車というサービスが車屋にはあります。
正確には代替え車両。 要するに。修理の間これに乗っておいてね、という車のことですな。
この代車、たいていの車屋さんでは軽自動車なんかを利用しています。維持費やすいですからね。レクサスとかヤナセなんかだと、なかなかそうもいかないでしょうけど、我々のような街の車屋さんでは、下取りした軽自動車なんかをこれに当てたりするのです。
当然再販売もままならない過走行車であるとか、超不人気者であるとか、低年式であるとか、いずれにしても棺桶に片足突っ込んでるような車が、さいごに花を咲かせる仕事、それが『代車』なのです。

しかしながら、いくらボロいといえど、お客さんに貸すわけですから、その間に何かがあっても具合は悪い。
そんなわけで、メンテはまあまあまじめにやってたりします。
しかし寄る年波にはかなわず、次から次へと壊れるのが代車でもあります。
ワーゲン乗ってる方がまし、と言わしめるほどのヒーターのきかなさ。
ここ数日の極寒で、ついにヒーターシステムが御釈迦になった模様。
別に寒いと壊れるものではなく、以前から効きが悪かったのはなんとなく思っていました。
で、やっと代車が手元に帰って来たので、この際修理をばと、サーモと水温センサーの交換です。

ついでにヒーターコアのつまりも解消させておきます。
あーあ、錆びがいっぱいでやがんの。

サーモと水温センサ。これでファンの制御とかコンピューターになんかの情報送ってるとか。
いずれにしても、空冷のワーゲンには全くもって不要な部品です。
とりあえずちゃっちゃと終らせます。単に部品交換するだけなんで。
おー、ヒーター復活してるやないですか。
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