いつの間にか12月で、あんまり寒くなかったり、急に寒かったり、今日みたいに雨が降ったりするわけですが。

仕事はしてます。
あれこれやったことが多すぎると、頭が飽和状態になってネタが浮かばなくなります。
今日のネタの一つがこれ。ミッションマウントの交換です。

今回のマウントは、ゴムの劣化による割れではなく、スティールのベースとの剥離現象です。
このミッションマウントというのは、現代の車でも同じですが鉄で出来たベース材でゴムを挟んでいるような代物です。
つまり、ゴムと鉄が接着されて一体化しているため、振動体からの振動を母体が直接受けない、という仕組みを作ることが出来ます。
ビルとか建物の免震構造なんかもこの類で、考え方は同じです。いわば簡素なサスペンションともいえます。
しかし困ったことに、稀にこのベースとゴム面の接着が外れる場合があります。こうなるとダンパー効果は望むべくもなく、単に浮動状態になってしまいます。がっくんがっくんです。
今回これを記事にしてるのは、最近空冷VWのフロントミッションマウントには不良品が頻発してます。いわゆるまあまあ品質のいいWW(ウォルフスブル・ウェスト)の製品でも、一年くらいであっさり裏切られたりするときがあります。
普通に考えて不良品なんですが、こればっかりはつけてみなくては分らないというのが実にもどかしい。
当てものみたいなことを言いますが、純正部品ではないという事は、こういったことも起こり得る、ということを覚えておいていただきたいところです。
今日の雨は冷たいぜ。
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