1973年 タイプー1ビートル 無修正!

2008. . 14
35年間リペイントなし、事故レストア歴なしの希少な一台。前オーナー様に大切にされてきた一台です。 1200cc スタンダード、完全オリジナル。

車両本体価格 50万円

別途諸費用 納車整備 車検二年付

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はっきりいって、外観は塗装の艶がありません。カスカスです。錆びも浮いています。

この事実が何を物語るのか、それは「ワックスのかけすぎ」です。
車のボディは鉄板の上に塗装という樹脂膜でコーティングしたもので構成されていますが、この樹脂膜は経年劣化でいずれ粉状に変質してゆきます。ですからレストアなどの際に再塗装を余儀なくされるわけですが、古い時代のコンパウンドを含んだワックスなどを多用しているとこの傾向が強くなり、年式よりも早く劣化が進みます。(現在はコンパウンド入りのワックスは皆無)

このように、洗車をしてワックスをマメにかけている車は塗膜が薄くなり、ところどころ色が剥げ、薄くなったところから錆が出てくるといったことがあり、皮肉な話ですが、大切に磨いていた車ほどボディが傷むといったことになります。

この車が単なる放置車でない理由として、・・・実は床周りがピカピカです。中身は本当に綺麗なんです。 レストアされてピカピカなのはもちろんですが、逆にレストアされていない車体というものに巡り会うことも稀で、ある意味では価値のあることです。

ボディの色が均一に劣化しているということは、とりもなおさずボディパーツの交換が行われてはいない、板金といった修正を受けていない何よりの証拠となります。

さらに、この風合いを醸し出すことは人の手では出来ないことです、35年という歳月が生み出したヤレ具合を理解できる方などにはもってこいの車両です。 
 
古いものを古いままあえて使い込む、そんな価値観も私は好きです。
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