自動車業界では有名なケミカルメーカー『WAKOS』 ここの製品、わりと、というかかなり良いものが多いのですが、その中でも少し面白いものがあります。
それがこのRECSというものでして。

別に怪しいもんじゃないんですが、簡単にいうと吸気系の洗浄剤です。
その洗浄の仕方というのが少々変わってまして、

こういうボトルに液を入れまして

キャブレターの負圧に直接放り込みます。(吸わせるってことです)
入れる個所は車種によりさまざまで、一概には言えないんですが、シングルキャブの場合はキャブから入れれば全気筒の吸気ポートと燃焼室に作用しますからこれでオッケーです。
キャブレター車というのは、乗り方や環境によって調子がずいぶん変わるものです。ついぞ普段の調子に慣れてしまい自身ではわからなくなってしまうものですから、やはり定期的なメンテは必要になってきます。
吸気系のすす汚れというのは意外にバカにならないものでして、ここがきれいになるだけでエンジンの調子がよくなるというのは理屈としては至極真っ当でございます。無論汚れたままでも何の問題もなく動いているのだから良いという人は良いのでしょうけども、本来の性能を取り戻したいという場合はやはりやった方がいいでしょうね。
通常なら吸気ポートを洗浄するというのは、つまりオーバーホールですからおいそれとできることではありません。
そこでこのような薬剤を使用すると手軽にできるという事です。
修理屋としてはなんだか手抜きをしているようでアレなんですが、そこはそれ、その分手軽でお安く出来るという事で、結果としては調子のいい状態で車に乗ることが出来るというのはよいではないですか! というわけでこういうものを導入してます。
実際のとこどうなのよ、効果は? といいますと、すごく体感できる人とできない人に分かれます。
汚れている人は綺麗になるとかなり走るようになりますし、もともと汚れてなかった人は取れる汚れもないので変化なし、ちゅう訳です。
いずれにしても、エンジンがまともに動くというのが前提ですけどね。クスリではなくて、健康食品的なものです。

ばちっと調子合わせて、快調。
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