急きょ、というかあんまりないことですがでかい荷物を運ばねばならなくなることがあります。

昔は荷物を運ぶ、というのは意外と一般の方々は馴染みのないもので、宅急便なんてものが出来たのも私の記憶のある反中ですから、それほどに歴史は深くありません。
その証拠に、車の世界でも『荷物が運べる車』というのは乗用車枠ではなく、商用車とされており、一般家庭は延べてスリーボックスタイプのセダンというのが相場で、自営業なんかしてらっしゃるご家庭にはライトバンなんていう、今でいうところのかっこ悪いレガシィみたいな、タイプの車が使われているのみでございました。
このレガシィに代表されるような、ツーボックスのステーションワゴンは今となってはメジャーですが、それ以前は半分商用車だったんですな。そこんとこ、ワーゲン社はタイプ3のバリアントというモデルを乗用車としてリリースしておりました。無論ながら、アメ車なんかではバンやワゴンはメジャーな存在です。
逆にセダンだらけだった日本というのは変わった自動車文化だったのかもしれません。
そのくらい車で荷物を運ぶという事に疎かった日本人が荷物を運ぶことを覚えたのは、おそらくホームセンターが出現したあたりからではないだろうか? と私は読んでいるのですが。
今は逆に純然たるセダンというのは減ってしまい、座席をトランスフォームすると自転車も載せられるほどの積載量を誇る車が珍しくなくなっております。
が、やっぱり蓋開けてみたら、そんなに荷物って運ばないんですよね。
あればいい、あるに越したことはない
でも
なくてもいいんじゃね?
そういう時は運送屋に頼めばいいじゃん。 なんてこと考えてた一日でした。
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