昨日の続きです

実際のところ、近隣に越してナンバーの変更がない場合、ほとんどの人が登録を変えたりはしません。以前の住所が実家で、親が在住しているなどの場合ならなおさらです。
たとえば同市内で、親と同居しており、結婚を機にマンションに移り住んだとしましょう。もうこれだけで登録申請です。仮に実家と同じマンションで車庫が変わっていなくても、住所変更は行わなければなりません。厳密にいえば。
他のケースで、実家と移り住んだマンションが四キロ以上離れていたとしましょう。2+2で4キロ、つまり住所の変更と同時に、車庫を変更しなければなりません。ナンバーは変えなくてもいいのに。
これだけでもどれだけ面倒かはお分かりかと思います。
逆に、ナンバー、登録住所、車庫登録を変更しなければいけないケースというのは様々ですが、たいてい個人では大きな問題には発展しません。もしあるとすればなんらかの事件に巻き込まれたり、事件を起こした時くらいじゃないでしょうか。
あれだけ多くの人が変更登録をしていないのがその証拠ともいえますし、当の警察が取り締まりを行わないというのも証拠でしょう。
もちろん強く言っておきますが。
保管場所を変更したときには、その日から15日以内に変更届を出さなくてはいけません。万が一履行しなかった場合は10万円以下の罰金という過料をとられます。変更届を出すかどうかは、個人の判断にゆだねられてます。(登録の時は強制ですがw)
で、私がこの車庫申請に関して今まで最も「面倒だな」と思ったのは、ここまで話したことが理由ではありません。
それは、警察署の車庫申請窓口の警察職員というのが「だいたい不愛想で不親切で冷たい」という事です。
とくに有名だったのはヘルムの近くの警察署で、もう今は居ないみたいですが、そこの受付のおばちゃんがものすごく不愛想で、常に、24時間イライラしており、まず愛想のいい返事など聞くことはなく、質問などしたら最期、「そんなことも知らんで申請に来たのか、かえれ」ぐらいの勢いで叱咤されます。高圧的で普通にトラウマになります。
さらに申請書類をもらいに行くと(これ、当時は警察署でしかもらえませんでした)一部しかくれません。
うちは車屋だから在庫で10部くらいくれと言っても、絶対にくれません。なんでと聞いても「あげられない」の一点張り。しつこく食い下がると「後ろ詰まってるから」といって無視されます。
なんで車庫申請の窓口というのは一般の人も出向くのに、あんな対応なのかがいまだにわかりません。
他の警察署に行ってみたりもしたことはありますが、まあ7割くらいの確率で「終わってる人間性」の職員が対応していました。
あそこの組織の態勢がそういうものなのか、箸にも棒にもかからず、現場で使い物にならないような人間が車庫申請窓口に配置されてるのかは、謎です。
警察署に勤めてる方、良かったら教えてください。
で、今回も申請用紙をいただきに参上したわけですが、やっぱりくれない。せいぜい「2台あるから二部くれ」といってやっと、しぶしぶ出してくれます。
なんでと訊くと
「業者には渡さないことになっている」との弁。
いや、意味わからんから。
「いまはHPからダウンロードできるから、そっちで印刷して持ってきて」
まあ、それならそれで不快な思いを一回しなくても済むからいいんだが、申請用紙って複写の五枚綴りなんだけど……。
なあ、言ってもいいか?
ダウンロードとかできるんやったら、オンラインで申請するシステムくらい作れよ。なんで五枚も同じ事をこっちで書かにゃならんのだ。
というわけで車庫申請はより不便に、より面倒くさくなりました。という事を、皆様お見知りおきのほど、どうぞよろしく。
私はこれからは一般人のふりをして、警察署の近くを通ったら申請用紙を集ることにします。
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