何度目かの顔面修正。
もう地肌が残ってません。さすがに顔の形が変わるほどではありませんが。

ま、それはさておき。
皆さんお待ちかねのバーチャルリアリティ入門です。
バーチャルリアリティの話でした。何のことかわからない人は二回前の記事を読んでください。
バーチャルリアリティの『バーチャル』は日本ではしばしば『仮想』と訳されるのですが、そのおかげで私が仮性包茎の話をせねばならなかったわけですが、実は本来『バーチャル』は『仮想』とは真逆の意味です。
本来のバーチャルは『実質的な』という意味があり、現在使われているような『現実にはない』的な意味ではありません。
これがどのように変質して『仮想』とされたのかと言いますと、英語のバーチャルは「表面上は違うが実質そのものである様子で、実質上」と訳されるのに対し、日本ではこれが「現実そっくりだが仮想の世界である様子」とされてしまったところによります。
はい、全然わかりませんね。
つまり本来の「現実世界の実質的で本質的な部分を提示する」というのがバーチャルのもともとで、
「車を運転する」という本質だけを取り出した状態がバーチャルリアルです。
これでもわからなければ
車を運転する際に発生する振動や、空気の流れおよび風の音、各種のG、エンジン音、流れる景色、運転操作そのものを「現実」から一部またはその全てをピックアップして提示する行為、ということです。
ですからバーチャル体験というのは、外見的にはただ椅子に座っているだけなのに、本人は車を運転しているような体感が得られるわけです。ある意味では人間の五感をだましているだけなのですが、可動筐体式のアーケードゲームやシミュレーターなどはバーチャルリアルに分類してもいいわけです。
もっといえばCDで音楽を聴くのも、実は「音の部分」だけを抽出して、さもアーティストがそこで歌っているかのような体感を得ることが出来るものですから、バーチャルリアルの一種なのです。
というわけでまた次回に続きます。
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