しばしお休みしていたワーゲンネタ。
ここ最近マフラー交換で登場することが多いのがヴィンテージスピードです。

このように、フランジ部分が独立していて凝ったつくりです。
一度でもマフラー交換をした経験のある方ならご存知だと思いますが、フランジ部分が合わないで苦労したことが多いんです。特にクワイエット系統のタコ足はゆがんでいたりしますし、場合によってはヒートエクスチェンジャ側を動かしてやらなくてはいけないことが非常に多いです。
それでも強引につけると、何かの拍子にずっぽぬけたりもします。
そういった従来の問題を解決するためと、圧縮調整などで左右のフランジ間の幅が変化した場合のためにヴィンテージスピードではフレキシブルに動くようになっています。もちろん堅牢なつくりで可動部も安心感あります。もちろん一度決めたら動かしませんけどね。

これがノーマルとの比較

太い、逞しい、たのもしい。
そしてステンレススティールの美しさ!

このパイプに巻いているグラスマットはヒーターホースが燃えないように遮熱しています。お気遣い痛み入りますね。

写真ブレてますが、マフラーが付いた喜びに打ち震えているだけです。

可動フランジ部分はこのような感じになっています。
下部のクリアランスはノーマルマフラーと同様十分稼げてます。底すりの心配なし。
さらに、タイプ2用はこんな感じです。場合によってはリアエプロンが干渉しますので、加工が必要です。

クーラーつきのビートルにももちろんオッケーです。

音はぼぼぼーって感じです。
えーと、ノーマルの音を低く太くしたような感じです。うるさ過ぎず静か過ぎない。
体感では今までどおりアクセルを踏んでいたら10キロぐらいスピードをオーバーしているという感じですね。
吹けよくパワー感の強いマフラーは他にもあると思いますが、ノーマル指向の方や、ちょっとライトチューニングの方や、錆びるのが嫌な方や、底をガリガリ擦るのが嫌な方にはとってもいいと思います。
なんせ、安い! 55000円です ワーゲンのマフラーからすれば高いような印象を持つかもしれませんが、オールステンレス製なので一度つけたら交換することはほぼないでしょう。
お勧めです!
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