さてさて、バイクに乗ろうなんて思わない日々が続く中、乗りたくても乗れない人がここにいる。

これはカムカバーを展開した衝撃の瞬間。
見た目は年末の駅のホームにぶちまけてるやつと似ていますが、こちらは三陸沖産の海水。
それでもめげずにそろりとカバーを開く。ああ、これが世に言うカムなんですね。
伝統的ハーレーのビッグツインは長らくブイ型二気筒4バルブ1カムという時代を経てきたのですが、最近になって2カムに変わりました。が、このスポーツスターは4カムです。生まれた時から。つまり、4つのバルブに対して4つのカムが振り当てられている訳です。

こうやって4つありますでしょ。単純明快。
意味ないけど各バルブのタイミングを任意に変えることもできます。リフト量を1バルブずつ変えることもできます。意味ないけど。

まんなかから出ているのがクランクシャフト、その下がオイルポンプね。

こうやってクランクをぐりんぐりん回してみる。おお、まわるまわる。フライホイールは錆びているけど軸は無事そうだ。

この絵だけ見るとダメ感たっぷりですが、しょせん鉄の塊、錆もすりゃくすみもする。要は仕事をちゃんとしてくれれば見た目なんてどうでもいいんです。
ま、でもクランク内になんぞ紛れ込んでる可能性もあるので、かなり掃除しましたが。

クランク回すために同時に外したプライマリー側。かなりきてますなぁ。
で、ここで問題が。
ってとこで続く。
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