ハイ、本年最初の大仕事。
約5年前にヘルムより沖縄は石垣島に旅だったタイプ2キャンパーが戻ってまいりました。
エーと。それなりのお姿になり。

石垣島では潮風の影響で車という車はほとんどもたないそうで、新車でも5年もてばいいらしいです。ほとんど使い捨て状態なんだそうです。
ある意味、この50年近く前の車でもドアも外れずシャーシも無事でいられたのは空冷VWの丈夫さを証明しているなと思うところですが、さすがに結構きついです。

ぱっと見た感じはまともに見えますけど。

前の窓ー、やばーい。
ワイパーマウント死にかけ。

頭頂部に大穴。チャクラが開いています。

ルーバー窓外したらさぞひどいことになっているだろうなぁ。

内側もこの通り。かさぶた状の錆ががっさがさ!
さて、これは治るのでしょうか?
ということをよく訊かれますが、実際世の中に壊れて治らないものは愛くらいのものでして、人間が作り出した物体は手段を択ばなければどんなものだって治ります。
この作業は名目上レストアということになりますが、オリジナルに忠実に再生するという作業よりも、石垣島の過酷な環境に1年でも長く耐える車体を作ることが第一かと思いますので、それぞれ工夫を凝らしながら作業してゆこうかと思います。
スポンサーサイト