
既に絶望感は頂点に達しているものの、それでもやめない俺頑張り屋さん。
ハーレーの本質はエンジンにあり。というか名機とよばれる車両の多くはエンジンが魅力であることが多くそのエンジンさえ載っていればよしみたいなところがあります。
つまるところ、乗り物の本質はエンジンにありで、それ以外のボディや懸架装置、内装はエンジンの付属物とも言えます。実際乗り物の開発段階はエンジンの開発に始まるわけですから当然と言えば当然であります。
さ、そういううんちくはさておき。
されにばらしてゆきます。

これこれ。スプロケットの向こう側の爆発した部品。セルモーターですね。

爆発してます。これは海水が混入して内部を腐食したのですが、おそらく(おそらくですよ)バッテリー直でセルモーターには電源が入っているのですが、その電源を利用して海水を媒介してセルモーター内で銅やアルミが電解反応を起こしたのではないかと。とんでもない腐食の仕方をしているのがここだけなので。

使えないものはどんどん捨ててしまいます。

インテークポート・・・

おなじく。
終了ーいいよ、どうせ解ってたことだし。

イグニッションコイルとイグニッションキーを外します。コイルは完全密閉なのでたぶん無事。キーは回りません。


はははー土砂が。てんこもり。びみょーに磯の香りまでするし。


ヘッドで使えるものはほとんどない。あえて言うならボルト類は錆びているだけでまだしっかりしている。
もったいないけど本体は再生して使えるレベルではない。このままオブジェになるしか道はなさそう。
このように海水につかるとそれはそれはひどいことになるという記録を延々書いているのも空しいものなのですが、まだまだ悲惨な作業がこの後も続きます。
どこまでやるのかっていうと、まあ動くまでやるんですけどね。
なに? 楽しそうだって?
そ、そんなことはないぜ!
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