あいー
側面の板張りました。高級ベニヤ!
白木がきれいっす。
白木といえば、学生の飲み屋「白木屋」を思い出します。私の周りは結構みんな白木屋(しらきや)っていってましたけど、実は白木屋(しろきや)なんですよね。
つーわけで、4回目。
ジュピターも飽きてきた感ありあり。はよ完成させろって声が聞こえてきますが、あと少しだけお付き合いくださいませ。
以下、特にコメントなしっす。
見たまんまでございます。



椅子です。
このシートだけは加工しないと乗りづらくて仕方がなかったのでビニールはがしてカットに踏み切ります。
おお、積層ベニヤで作ってますな、プラかなにかかと思ってましたわ。
この部分だけは唯一丸みのある部分なので、カットした端材を利用してベースも丸く作ってしまいます。
アクセントにチョイといいでしょ。




このシート作ったあたりから、むらむらと私の造作意欲がわいてきて、いかん、悪い癖が出そうだ。
ついぞ凝りだしてしまい、ノリでやってたはずなのに愛着がわいてきて・・・。
「最初は遊びだったの、だけど今は本気、あなたのこと・・・あいしてるぅー」
みたいなことになってきてしまいました。
あ、ヤバい。浮気が本気になる。

他車種を組み合わせているので、電装もやり変えなきゃです。
こういう時に「芸術脳」と「技術脳」が混濁して、方向性がばらついてくるんですよ。
ええ感じやけど、はしらな面白くないなぁ、とかかっこええけど乗りにくいってのは嫌やなぁとか。
後でトラぶって修理するのもいややなあ、とか、すぐに壊れたりしたら嫌やなぁとか。
見た目の良さと雰囲気と、なおかつ実用性も利便性も兼ねるってのはなかなか難しいものですが、車やバイクって基本的にはそれらを「絶対」念頭に置いて作っている訳なんすよ。デザイナーと技術者の意見がせめぎ合いながら。あとは法的な拘束もね。
だから初期デザインなんて工業規格を無視したフォルムで、そのまんま出したらモーターショウどまりなものを、製品化するにあたり、リフォームを繰り返してゆくんですな。それで芸術家と職人とお国の方針がうまくかみ合わなければ、かなり残念な姿になって製品化されてしまうということがままあります。
しかしながら昨今においては、デザインをかなり忠実にして製品化される(できる)ことも珍しくはなくなりまして、かなりかっこええ車やバイクができるようになりました。
そういやぁ、昔SFなんかで見てた21世紀の車とか、未来の車とかは、みんな流線型で美しいデザインのものだったなぁ、と。空はまだ飛びませんが、見た目だけなら人々が思い描いていた未来はしっかり手に入っているんだな、と感じる今日この頃。
ちなみにジュピター号のボディは、100パーセント自然に還るエコ素材です。
現実の21世紀、実はこれが時代の最先端なんですなぁ。
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