月1000円

2011. . 15
今日は疲れたので写真はなし。

えーと、月1000円というのはですね。

経済産業省所管の日本エネルギー経済研究所が試算した、すべての原子力発電所を運転停止し火力発電所で発電を代行した場合、液化天然ガスや石炭など燃料調達費が増えるため、2012年度の毎月の標準家庭の電気料金が平均で1049円上昇すると発表したという話。

 なお、世界的に燃料の需給が逼迫したりすれば、電気料金が更に上昇する可能性もありまして。

 
これってどうなんでしょ?という話。
私の正直な感想としては、たったそれだけ?です。

確かに燃料代は変動するため本当の意味で1000円というわけにいかないケースも多々ありますでしょうが、それでも目ん玉が飛び出るほどの値上げではない。

以前にも申しましたように、原発とは発電用の燃料棒の調達以外にも、施設の維持管理から廃棄物処理や廃炉に至るまでかなり長期的な目でお金がかかるわけでして、たとえ50数基の原子炉を廃炉にしたとしてもそのスパンが少なくとも数十年におよび、なおかつ危険性は取り除けないという厄介な代物なんですな。地中埋設にしても死に地が増えるだけでそのあたりもかなり問題。

計算省がそこまでの計算をしているのかどうかはわかりませんが、かりに安全に停止できてその後火力やリサイクルエネルギーに転嫁してゆくことが出来て1000円の値上げなら、私はかなり安い投資だと思います。

というか、逆にいうとたかだか月1000円、年間で12000円ごときの掛け金で放射能汚染からのリスクを回避できるのであればそこいらの格安共済保険よりも安いといえます。
無論ながら福島の例を取ってみても、ひとたび事故が起これば各分野にわたり多大な影響を及ぼすのですから、その補償額を考えればリスクマネジメントの観点からしても原発は不必要であるといわざるを得ません。

こういったことを真剣に考えているお偉方はどこかに居ると思うのですが、この試算結果は「原発止めても1000円しか上がらないんですよねぇ、やめましょうか?」というアナウンスにしか聞こえません。

というか世の中の人がどう考えているのかは知りませんが、たとえ1000円でも今以上電気代は払いたくはないとお考えなのか。

無論ながら、当面はすぐに原発を止められる状況にはないですし、少なからず復興に目処(ってこの言い方嫌だなぁ)が立たない限りそこまでの動きにはなりませんが、順次停止の方向へ持っていき、火力と平行しながら、水力、太陽光や風力、地熱、波力といった自然エネルギーの実用化を目指すべきで、もっといえば家庭レベルの電力はすでに現在あるソーラー発電でまかなえるくらいのレベルにあるわけですから、国策としてもっと割安で設置できる仕組みを整えてゆくべきだと思います。

少なくとも地デジ化するのにあんだけのテコ入れしてたんですから、もうちょっとソーラーのほうも推すべきなんじゃあないですかね?なにをあれほどまでに血眼になって地デジ化しろしろと、しないとテレビが観れなくなるぞと、国を挙げてアナウンスしていたのか私には理解できません。
はっきり言ってテレビなんてなくても死なないし、80パーセントぐらいがアタマを悪くするだけのクソ番組なんですから。

ま、情報源の多くはテレビであることは否定いたしませんが、テレビや新聞や書籍以外の情報媒体としてインターネットが出来たことは21世紀の大革命だったかなとは思います。クソ情報もその分多いんですけどね。

ま、どんな裏事情があるのかは知りませんが、さほどメリットがあるとも思えない原発に賭けて来たその情熱は一体どこのどなたの差し金なんでしょうかと、凡人の私などはふと思うわけです。

少なからず原子力というエネルギーは未だに「人を脅す」か「電気を作る」くらいの利用法がないというあたりでとっくに見切りを付けてもよかったエネルギーだったのではないかと。

未だに宇宙ロケットが火を噴いて飛んでいるのを見ると、原始的だなぁ、と思うわけでして。

ああ、原発も蒸気機関でしたね。

というわけで人類のエネルギー活用技術は200年前から変わっていません。

他に隠している極秘のエネルギーがなければですけど。
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